曲の表現と時代性
セクハラ問題で性的な嫌がらせや言動等が問題になっている。
今までそういうことに関してなかなか声をあげれない状況があったことを考えればそれを声にあげられる状況になりつつあることは良いことだと思う。
今まではそういうことを不快だとか嫌だとか思っていてもまるでなかったことのようにしてきたのだから。
そういう意味で時代の変化を感じつつそんなことが問題にもならなかった時代の曲を聴いてもうこういう曲は生まれないのかもしれないと思った。
その曲の名はサザンオールスターズの『エロティカセブン』という曲だ。
この曲の歌詞には性表現が含まれている部分がある。
サザンの曲にはこういう性表現を含んだ曲もあり(経験Ⅱ、マンピーのG SPOT、C調言葉に御用心など)自分はわりと好きな曲もあるけどこういう性的表現を含んだ曲を不適切だとされる時代がもうそこまできている。
それが良いことなのか悪いことなのか判断が難しい。
性的表現にあまりうるさくなかった時代だからこそ生まれた曲もあるかもしれないし逆にうるさいからこそ生まれた曲もあるかもしれない。
そう思うと表現の自由とは言うけど表現は時代性によって制限されると思えた。
- アーティスト: サザンオールスターズ,桑田佳祐,トミー・スナイダー,小林武史,門倉聡,斉藤ノブ,リアル・フィッシュ,片山敦夫
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1998/06/25
- メディア: CD
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