内向的な、あまりにも内向的な

内向的な性格な僕の思考

仮面ライダー 『第81話 「仮面ライダーは二度死ぬ!!」』

我らが仮面ライダー第81話を突っ込んでいきます。

今回の怪人はサソリトカゲスです。

なかなかの化物感が漂った怪人です。

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しかし今回の怪人サソリトカゲスはあまり強い感じがしません。

なぜなら前回の怪人、ガニコウモルが3話に渡って出演し散々に仮面ライダー苦しめたからです。

 

今回の話はまず仮面ライダーが前回のガニコウモルとの戦いの末、相打ちになり海底奥深く沈んでしまったというナレーションで始まります。

海に向かって滝さんが嘆くのはわかるのですが、そこになぜかおやっさんとライダーガールズの姿が……。

いったいいつ来たのでしょうか?

前回の戦いでおやっさんやライダーガールズは人質になったりしていないので現場にいるのはなかなか不自然です。

 

仮面ライダーの死を悲しむおやっさんやライダーガールズを励ますために仮面ライダーは生きていて本部に戻ってるんじゃないかと言います。

そもそもライダーガールズたちは本郷=仮面ライダーって知ってるんでしたっけ?

その表現だと完全にバレてるってことになるんじゃないのと思うのですがそこはあまり突っ込まないであげましょう。

 

本部に戻ると少年仮面ライダー隊の隊員であるミツルたちが「仮面ライダーは死んだの?」と聞きます。

子供が「死んだの」って言葉を使うのが昭和らしいなって思いました。

 

そんな悲しみに暮れているライダー隊本部に葬式の花束が届きます。

そして「仮面ライダーの死を心からお悔やみ申し上げる」とのブラック将軍のメッセージ付きでした。

昭和の仮面ライダーではこういう手紙とかを敵が送ってくるシーンがいくつかあって次回作のV3でもデストロンが年賀状を送っています。

この葬式の花束はたんなるお悔やみの花束ではありませんでした。

時限爆弾が仕掛けてありました。

この時限爆弾に気づいた滝さんがみんなに伏せるように言います。

そして時限爆弾を持って部屋から出た滝さんですが、時限爆弾の爆発に巻き込まれて負傷し気絶してしまいます。

 

場面が変わってゲルショッカー秘密基地。

ブラック将軍がいろいろとうまくいってご満悦の様子。

そこに水を差すかのような首領のお言葉が……。

一つだけ守られていないことがあると告げる首領。

そしてそれはなにかというと元ショッカーの能無し科学者の小処刑のことでした。

 

そしてブラック将軍はその科学者たちを釈放すると発言しました。

首領もその言葉に驚きの声を上げてしまいます。

しかしブラック将軍、私のやり方でという含みを持たせます。

まあこれはただ釈放するわけじゃないということがわかります。

 

何も知らない科学者たちは釈放と聞いて喜びます。

しかしその科学者の中にもブラック将軍の釈放という言葉の怪しさに警戒していた者が一人いました。

それが峰でした。

そしてその警戒はまさに正しくバスに乗せられた科学者たちは釈放とは名ばかりで酸欠ガズによる実験台にさせられてしまいます。

さすがはブラック将軍です。

 

その酸欠ガスからなんとか逃れてた峰は奥さんの待つ自宅へと向かいます。

峰の自宅ではキレイな奥さんが全く音沙汰のない夫のことを心配していました。

そこに現れたのがサソリトカゲス。

奥さんを人質に峰をおびき寄せようとします。

 

サソリトカゲスの読み通り家に帰ってき様子の峰。

足音が聞こえて奥さんも峰が部屋に入ってくると思い、思わず逃げてと叫びます。

そこへ入ってきたのは顔を包帯で覆った男でした。

 

もう声で誰もがわかると思うのですが、サソリトカゲスはまだ会ったことがないからわからないかもしれません。

しかし顔を包帯で覆った男が高笑いをするとサソリトカゲスも気づいたようでした。

サソリトカゲス知ってたんですね。だったら最初からわかってもいいものですが。

そうその顔を包帯で覆った男は本郷でした。

 

そのままサソリトカゲスと戦闘になった本郷でしたがやはりまだ完全に回復していない様子です。

こうなるとサソリトカゲスがなんだか可哀想になってきます。

これだとまるで完全回復してないから苦戦してるだけに見えちゃうからです。

 

仮面ライダーとの戦闘は一旦、引き分けで終わります。そしてライダー隊の本部に峰夫婦が来て滝たちに仮面ライダーが生きていることを伝えます。

喜ぶ滝たちですがそこにブラック将軍が通信してきます。

 

そして大東京の上空の酸素を無くして大東京都民1000万人の命を死滅させることができると告げ、もしそれを避けたければ仮面ライダーが完全に自分たちの改造人間になることが交換条件でそれを仮面ライダーに伝えろと言います。

 

場所も指定されます。仮面ライダーのトレーニング場と。

そこにはおやっさんがいました。おやっさん仮面ライダーが死んだと思っていたためトレーニング場で仮面ライダーの死を悼んでいました。

 

そこへサソリトカゲスが現れます。

サソリトカゲスはおやっさんたちがグルになって仮面ライダーが死んだものだと思わせていたと思い込んでいました。

おやっさんに騙されたとまで言っています。

悪の組織であり世界制服を企んでいるゲルショッカーの怪人が騙されてどうすると思うのですがそこもあんまり突っ込んではいけないところです。

 

おやっさんを人質にして仮面ライダーをおびき寄せようとするサソリトカゲスですが、仮面ライダーが現れてすぐおやっさんは救出されます。

 

そしてサソリトカゲと仮面ライダーの2回目の対戦が始まります。

酸欠ガスを撒くと息巻くサソリトカゲスは仮面ライダーを崖に突き落としますが仮面ライダーに足を掴まれ一緒に崖から落ちます。

まあ崖もそんなに高くない崖ではありますが。

 

そしてサソリトカゲスは駆けつけた峰さんによって背中が弱点であることがバレてしまい、仮面ライダーにその弱点をつかれて倒されてしまいました。