仮面ライダー『第83話 「怪人イノカブトン 発狂ガスでライダーを倒せ」』
我らが仮面ライダー第83話を突っ込んでいきます。
今回の怪人はイノカブトン。こんな感じです。
けっこうかっこいいと思います。
そんなかっこいいイノカブトンですがライダーとの戦闘で必殺技を繰り出します。
その名もイノカブトンツノえぐりです。ライダーめがけて突進してライダーの左足にツノを喰い込ませグリグリとえぐる技です。
必殺技の名前を言いながら突進したからなのかなぜかダサく感じました。
しかし仮面ライダーに重症を負わせて大健闘します。
仮面ライダーが重症を負ったことで調子に乗ったイノカブトンは遊園地を襲います。
襲われているエキストラの親子がちょっと笑ってたりするのは今の時代見られないような手作り感です。
僕はそういう手作り感が昭和仮面ライダーのよさだと思っていて、なんかあんまりにんも完成されすぎてる作りだと息苦しいのかなって思うこともあります。
なのでこれくらい突っ込みどころがあった方がなんか安心して見れるのかなと思うんですよね。
なので話の内容がわりと大人向けな部分があった昭和のウルトラマンシリーズなんかは僕の好みでないかなと思います。
ちなみにですがそういう大人向けのウルトラマンシリーズで印象に残っているのが「怪獣使いと少年」という帰ってきたウルトラマンで出てくるエピソードでなかなか伝説的な回のようです。
なんでこの回が印象に残っているのかというとこれをビデオで見たときに本当に怖いという印象しか残らず結構トラウマだったためです。
少年がけっこうえげつなくイジメられてるシーンがあったりとかムロチという怪獣を封印しているメルツ星人がちょっと不気味だったりとかとにかく全編に渡って怖いという印象と暗いという印象でなんでこんなものを見せるんだと子供ながらに思っていました。
かなり話が脱線してしまいましたが、仮面ライダーに話を戻すとこのイノカブトン思わぬ誤算で形勢が逆転してしまいます。
毒ガスの影響で操っていたはずのおやっさんが裏切ります。
しかも剣でイノカブトンのツノを切ってしまいます。
まあ剣で切ってしまえるツノというのもどうかと思いますがそこは突っ込まないでおきましょう。
自慢のツノが切られてしまったイノカブトンは「チキショ」と言って逃げようとします。
しかし重症を負っているはずのライダーに追いつかれてしまいます。
そしてそんなライダーと専横になります。
その中でイノカブトンは最後の奥の手とばかりにイノカブトントゲ車という技を繰り出します。
しかし渾身の必殺技も仮面ライダーのちょっとセコイ(?)技、サイクロンアタックによってあっさりと破れてしまいます。
今回の回は最後の次回予告も大注目です。
なんと次回は石ノ森章太郎先生が監督、脚本を手掛ける回となります。
なかなか楽しみです。なんせブラック将軍さえもナレーションでちと癪だが面白いはずだと太鼓判を押していました。