大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第六話感想
大河ドラマいだてん第六話の感想を書きます。
今回も話はいよいよオリンピックに日本人が初めて参加するということで参加選手を決めていくくだりになります。
しかし日本はお金がありません。そこで短期距離で活躍した三島くんには自費で行ってもらうことに決めます。三島くんはお金持ちなため。
そして当時の世界記録を叩き出した金栗くんにもオリンピック参加の声がかかりますがなんと金栗くん「行きとうなかです」と断ってしまいます。
激怒する嘉納治五郎先生。さあどうなることやら。
嘉納治五郎先生はとにかく金栗くんを椅子に座らせて世界記録を更新した者としてオリンピックへの参加を説得しますが、とにかく断る金栗くん。
そして羽田の大会では自分は実力を試したかただけでオリンピックには出たくないと固辞します。
嘉納治五郎先生、あんだけ外を走ってたじゃないかと訪ねますが新しいたびを試していたと回答しさらにオリンピックとはなにかと聞いてしまいます。
まあそうですよね。オリンピックなんか聞いたことないでしょう。
そして嘉納治五郎先生以下がオリンピックの素晴らしさを語りますが、そんな国際大会なんて国を背負って出て負けたら切腹ですか?と聞いちゃいます。
切腹になっちゃうかもと思った金栗くんは必死にそれだけは勘弁してほしいと土下座して頼み込みます。
国を背負っているということの重みは今のオリンピックでも見られることで国としてメダルを多く取るために国ぐるみでドーピングしちゃうなんてことも起こっていますので現代まで続く問題なんだなと改めて思います。
嘉納治五郎先生は金栗くんにがっかりだと言って席を立ってしまいます。
そして三島くんにも声をかけますが残念ながらこちらも断られます。
本国で起こった革命に日本に留学したていた中国の学生たちは動揺します。
お金がないと言って騒いで嘉納治五郎先生の元へと来ます。
そこで嘉納治五郎先生、留学費は私が出すと言って中国の留学生たちの窮状を救います。
その借金を生涯返すこと出来なかったとナレーションが入ります。
そんな嘉納治五郎先生はもう一度説得します。そして説得が功をそうしてオリンピックに出てくれることになりましたが、なんとここで嘉納治五郎先生から悪魔の提案がなんと旅費と滞在費を自費でお願いしたいと自分のお金で出場すれば国の世話になったわけじゃなく勝手も負けてもキミだけの責任だと言われて自費で出ることを決めてしまいます。
嘉納治五郎先生、説得の前半では結構いい事言ってたんですけどね。
何事も初めてがあってキミがその礎になってほしいとキミがここで出ることで後に続くもののためになると。
そう言われたらしかも憧れの嘉納治五郎先生に言われたら断れないですよね。
そして話が変わって落語家のちの古今亭志ん生こと美濃部くんの話に切り替わります。
師匠を載せて人力車を走らせる美濃部くん。
そして師匠から足で話を覚えることを教わります。
師匠役の松尾スズキさんなかなかいい感じの俳優さんだなと思います。
雰囲気が独特というか。
この大河ドラマ以外にもテレ東でやっているドラマフルーツ宅配便での風俗店のオーナー役もなかなかいい味を出してます。
そして今回の話はけっこう場面が変わります。金栗くんの話、古今亭志ん生の青年時代と古今亭志ん生になってからの場面、田畑政治の場面と目まぐるしいです。
次回もオリンピックに行けるのかいけないのかでバタバタしそうな展開です。
では第七話の感想でまた。