仮面ライダーV3『第2話「ダブルライダーの遺言状」』
仮面ライダーV3第2話を突っ込んでいきます。
ダブルライダーにおやっさんを助け行くよう指示されたV3は少年ライダー隊の本部に向かいます。
少年ライダー隊の本部はハサミジャガーの攻撃で地中に埋まってしまいます。
絶体絶命のおやっさんはそれでもライダーが助けに来てくれると希望を失っていません。
しかしハサミジャガーはその希望も打ち砕くような映像を見せます。
それはダブルライダーがカメバズーカに苦戦しているところです。
なかなかの科学技術です。
そんな絶望的な雰囲気の中でV3が助けに来ます。
カメバズーカを引き受けたダブルライダー、おやっさんを助けに行ったV3。
主役交代という意図が見える気がします。
おやっさんを救出して風見志郎の姿に戻りデストロン戦闘員と戦います。そこへ本郷たちも駆けつけて戦闘員と乱闘になりますが不利を悟ったハサミジャガーは戦闘員を引き上げさせます。
しかし風見志郎は残った戦闘員を追いかけてアジトの場所を吐かせようとしますが戦闘員はハサミジャガーに殺されてしまいます。
ハサミジャガーを追いかけていきますが追いつけずハサミジャガーが去っていた先からケガをしたおじいさんの神父が飛び出してきます。
まあ明らかに怪しいです。
そしてそのおじいさん神父をご丁寧に教会まで送り届けますが風見志郎が去ると目が光ました。間違いなくハサミジャガーの人間態です。
神父を送り届けた風見志郎は殺された家族の墓へと向かいます。そしてデストロンとの戦いを誓うのです。
そこへ純子さんも現れます。
誰にこの墓の存在を聞いたのか手を合わせます。
純子さんは風見志郎が何かと戦ってるそして自分もそれを手伝いたいと申し出ます。
しかしその申し出に漢、風見志郎はひとつだけお願いがあると言って僕の周りには近づかないでくれとそれがあなたのためでありあなたを巻き込みたくないと断ります。
いーやー漢です。風見志郎、とてもカッコいいし改造人間になってしまった孤独感もここに表現されています。
風見志郎が去った後、純子さんは人が変わってしまったと呟きましたがそんなに親しかったっけと思わず第1話を見直してしまうところでした。
それとも死んでしまった妹の雪子が言っていたように純子さんのことを実は家族にも隠していて付き合っていたのでしょうか?
そして風見志郎からつれない扱いを受けた純子さんは俯き加減に墓場から去って行こうとしますがそこへハサミジャガーが現れ純子さんを捕らえてしまいます。
手伝いたいと言った純子さんですが早速簡単に捕まってしまいました。
そして純子を囮に風見志郎をおびき寄せると言っていましたが、さっきまで居たんだから追いつけないの?と疑問に感じてしまいます。
そして案の定、その必要はないとハサミジャガーの前に現れます。
ハサミジャガーとの戦闘をするV3ですがまだ自分の力がどの程度なのか把握しきれていません。
その点をハサミジャガーに指摘されます。
しかしV3にはダブルライダーと通信出来る機能がありその機能を使ってダブルライダーから戦闘のレクチャーを受けます。
徐々にカラダの使い方がわかっていくV3。
そしてハサミジャガーを崖に投げ飛ばします。
勝ったと喜ぶV3ですが惑わされるなとダブルライダーから通信が入ります。
そして腰のV3ホッパーを使えと指示されます。
V3ホッパーは通信衛星になる優れ物で見事にハサミジャガーが乗っている車を突き止めます。
ハリケーンに乗ってハサミジャガーの乗った車を追いかけるV3ですが乗っていた車に追いついたはいいもの誰も乗っていません。
そして近くに教会があったのでそこによるとあの時助けた神父さんが……という展開でその神父がハサミジャガーに変身します。
風見志郎もV3変身して戦闘に。
今回の一番の見どころはなんといってもダブルライダーとカメバズーカとの戦闘です。
カメバズーカは自らのカラダに原爆を仕込んでいて東京でそれを爆発させるという恐ろしい作戦です。
しかしハサミジャガーさんがその作戦を暴露してしまったためにV3との通信をしているダブルライダーに聞かれてしまいました。
そしてダブルライダーはカメバズーカの居場所に向い戦闘員を倒します。
カメバズーカさんはその場にいなかったため戦闘員が倒されていることに気づき声をかけますがなぜか「あれ」と憎めない声を出します。
そんなカメバズーカさんですがダブルライダーと戦闘になり一瞬の隙を突いてダブルライダーに捕まります。
そしてダブルライダーはそのままカメバズーカさんと一緒に空を飛び近海へ。
ダブルライダーと共に近海で大爆発をします。
V3も駆けつけて本郷さーん。一文字さーんと海に向かって呼びかけます。
そしてダブルライダーはその呼びかけに対してV3に日本のことを託します。
頼りになるダブルライダーがいなくなってこれからV3の本当の戦いが始まるというところでお話は終わります。