仮面ライダー『第90話 「恐怖のペット作戦 ライダーS・O・S!」』
我らが仮面ライダー第90話を突っ込んでいきます。
前回、出現した二体目の怪人、ネズコンドルは滝を空中に高く投げます。
しかし危ういところを滝はライダーに救われます。
そしてネズコンドルとの戦闘を続けなんとかネズコンドルを撃退します。
場面が変わってゲルショッカーの秘密基地。
首領が一回目のペット作戦を実行するように宣言します。
前回のカナリコブラのペット作戦はカウントされてないのとちょっと悲しくなります。
そして今回の作戦、ネズコンドルの体内にあるペスト菌をバラまくというもの。
このペスト菌ですがなんと牙を生やして感染した人がその牙で更に人を感染させるというものになっています。
ペスト菌って牙なんか生えるの?という疑問はこのさい無視しましょう。
そし今回も前回同様ペット作戦のためペットを使っていきます。
今回のペットはハツカネズミです。
このハツカネズミをミツルとナオキが貰います。
前回のカナリヤと同じパターンです。
懲りないのでしょうか?
本郷も最初は可愛いと言っていましたがさすが本郷、ゲルショッカーの罠ではないかと疑い本部に滝と一緒に戻ります。
本後の予想は的中しました。
ハツカネズミは爆発してネズコンドルに変身。
おやっさんを襲撃しますがここでおやっさんの思わぬ抵抗にあいます。
そしてそのおやっさんに手こずっている間に本郷、滝が到着しおやっさんと三人でネズコンドルと戦います。
3人いるのでネズコンドル袋叩きです。
そしておめおめと帰ってきたネズコンドルを非難する首領。
まあ首領の気持ちもわからなくないです。
なんせおやっさんに苦戦していましたからね。
でも以外とおやっさんに苦戦する怪人って多い気がします。
ブラック将軍はネズコンドルを強化したと述べ改めてペット作戦を実行します。
今度の細菌は前回のペストとは違う細菌のようです。
そこで本郷がワクチン開発に乗り出します。
そしてここでもおやっさんは活躍しています。なんと本郷の助手になっています。
おやっさんマルチな才能の持ち主のようです。
二度目のネズコンドルとの戦いで本郷は目をやられてしまいます。
本郷はまだ完全に失明したわけではないと言ってこんな身体にも関わらず再戦する気満々です。
おやっさんはネズコンドルのことは滝に任せろと言いましたがそんな滝がネズコンドルに捕まってしまったという情報が入ります。
本郷はおやっさんの静止も聞かず目がほとんど見えない状態で出て行ってしまいます。
しかもバイクで……。
二号ライダーも目が見えない状態でバイクを走らせましたが一号ライダーもついにやりました。
でも目隠しした状態でバイクの運転なんてなかなか恐ろしいことをやってのける昭和の特撮です。
そして3度目のネズコンドルとの戦闘で目がほとんど見えないというかなりのハンデを抱えながらもライダーはネズコンドルを倒しました。
今回はこれで終わりです。
また次回。
仮面ライダー『第89話 「恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!」』
我らが仮面ライダー第89話を突っ込んでいきます。
今回の怪人はカナリコブラ。
カナリヤとコブラの合成怪人です。
顔と身体がカナリヤで右手がコブラになっています。
今回のゲルショッカーの作戦はペット作戦だそうです。
奇妙な鳴き声を出すカナリヤを使って東京中を混乱に陥れるというものです。
冒頭で男女のグループがカナリヤを見つけます。
そしてそのカナリヤの奇妙ななき声で男女のグループは激しい頭痛に襲われます。
この頭痛がカナリヤのなき声だと見抜いた男性がカナリヤを投げ捨てようとしますが投げられたカナリヤは爆発し現れたのはカナリコブラ。
そして右手のコブラ部分で男性やその他の男女を襲います。
男女のグループはこのカナリコブラによってみんな殺されてしまいます。
その殺害現場に滝さんは急行します。
すでに警察が来ていて死体をタンカに乗せて運んだりしています。
急行した滝さんは一旦、警察に入るのを止められますがそこはCIAすぐ通してくれます。
死体を見た滝さんは辛そうな顔をします。
そしてドクターに死因を訪ねます。
ドクターは毒蛇に噛まれたことが原因だと述べます。
そしてその話しを滝さんは少年ライダー隊本部に戻って話しをします。
さすが滝さん捜査で知り得た業務上の秘密を信頼しているおやっさんたちに簡単に話ます。
おやっさんたちがどれだけ信頼されているかの証です。
そんな少年仮面ライダー隊の本部にも例のカナリヤが現れます。
そして滝さんがそのカナリヤを捕まえます。
可愛いとみんなで猫可愛がりしています。
カナリヤはどんな食べ物を食べるのかと調べる滝さん。
もう飼う気満々です。
そしてナオキとミツルが餌を買いに行くことになります。
お金と言うナオキとミツル。
ここでお金を渡したのが我らが仮面ライダー本郷猛ですがちょっとイヤな顔をして渡します。
持ち合わせのお金が少なかったのでしょうか?
ふたりはお金をもらって餌を買いにいきますがそこでゲルショッカーを乗せた車に遭遇します。
ふたりはその車を追跡することにします。(もちろん自転車で)
車になんとか追いついたふたりでしたが車の中はカラでした。
そこへゲルショッカーの戦闘員が現れます。
ふたりと囮にしてライダーをおびき寄せると言いますがなかなかふたりを捕まえられません。
なんかこういうところがゲルショッカー戦闘員がイマイチショッカー戦闘員よりも強く見えないところなのかもしれません。
しかし結局、ふたりとも捕まってしまいます。
ふたりとも囮にされちゃうのかと思っていたところ本郷がピンチに駆けつけます。
そしてふたりを開放して逃げるように促します。
ふたりが本部に戻ると激しい頭痛に襲われているおやっさんたちがいました。
なんだかわけのわからないふたりは滝が救急車を呼ぼうとしていたため代わりに救急車を呼ぼうとしますがふたりも頭痛に襲われてしまいます。
そしてカナリヤのカゴが爆発してカナリコブラが現れます。
カナリコブラが現れるとなき声が止まって頭痛もなくなるようです。
そこはカナリコブラに変身してもなき声で頭痛になるようにしろよと思うのですがやはり詰めの甘いゲルショッカーです。
カナリコブラはおやっさんたちに襲いかかろうとしますがそこへ本郷が助けに現れます。
そしてライダーに変身した本郷たちと戦闘になります。
この戦闘でなんとカナリコブラ、自慢のコブラを破壊され右腕が切れてしまいます。
一旦、カナリコブラを撃退した本郷たちは本部に戻っておそらくゲルショッカーの反撃があるだろうと予測します。
そしておやっさんがテレビでカナリヤについて注意喚起してもらうことを提案します。
本部の影響力てすごいんですね。テレビ局も動かせてしまいます。
いや違うか。たぶんCIAの影響力だと思います。
しかしこの注意喚起をむなしくカナリコブラの犠牲者が出てしまいます。
でもこのペット作戦なかなか効率が悪いように感じてしまいます。
と言うのもカナリヤを東京中に放つにしても最終的にはカナリヤはカナリコブラに変身します。
明らかにカナリコンドルはひとりしかいませんが大量に放っても全部がカナリコブラに変身するわけではなさそうです。
まあ細かいことはあまり気にしないようにしましょう。
ある母子の住む部屋のベランダにカナリヤが現れます。
そして母親はこれがテレビで言っていたカナリヤだということに気づきます。
子供はそんなことおかまいなしになんで捕まえてくれないんだと母親を非難します。
母親はそれどころではありませんすぐに警察へ知らせようとしますがなぜ捕まえてくれないと子供が騒いだままです。
こういう子供の心境ってわかるんですよね。普通に考えたら捕まえたっていいのになんで捕まえてくれないのか、しかも捕まえてくれないその理由を説明してくれないんです。
まあ今回は緊急事態なので説明なんてしてる暇はなかったのですが僕にもちょっと違うかもしれないですが似たような経験があります。
僕がまだ小学生になる前の話しですがオウム真理教という宗教団体がいてその宗教団体はさまざまなテロ行為をやりました。
まあ皆さんご存知だと思いますが地下鉄サリン事件などの。
そのオウム真理教は選挙に出たことがあって教団の教祖の宣伝を兼ねた歌を流していました。
僕は当時当然そんな団体だとも知らずテレビから流れるその歌を無邪気に歌ってしまいました。
「しょこしょこ……麻原彰晃」って感じでそうしたら母親が血相変えて「そんな歌、歌うのやめなさい」って言うんですよね。
まあそんな歌、歌うのはよくないことは間違いないのですが、僕はそう言われてこう思いました。
『世の中には歌っちゃいけない歌があるんだ』って。
母親も子供がそんな歌、楽しそうに子供が歌ってたものだから血相を変えて叱ったのですが、説明がなかったので僕としてはなんで歌っちゃいけないのかわからずキョトンとしていました。
でもあの時説明されてもわからなかったと思いますから母親の対応は仕方のないものだったと今は思ってます。
話しがそれましたがこの母親の子供から連絡がきた本郷たちは再びカナリコブラと戦闘になります。
右手を失ったはずのカナリコブラですが右手のコブラを強化して再び挑戦してきます。
そしてそのカナリコブラとの戦闘の中でもう一体怪人が現れます。
ネズコンドルです。
しかしカナリコブラ一緒にライダーを倒そうというネズコンドルの提案を無下にしてひとりでライダーくらい倒せると息巻いてしまいます。
カナリコブラさんそこはネズコンドルさんの提案に素直に従いましょうよ。(笑)
しかし余計なプライドが邪魔してカナリコブラは結局、ライダーとひとりで戦い負けてしまいます。
カナリコブラを倒して一件落着といきたいところですが、ネズコンドルと改造人間でもない滝が戦っていました。
そして滝がネズコンドルによって空中高く投げられてしまうというところで番組が終わってしまいます。
こういう2話に跨る話しって次回がめちゃくちゃ気になるんですよね。
というところで今回はおしまいです。
大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第八話感想
大河ドラマ『いだてん第八話』の感想です。
前回のラストシーンでお兄さんがお金を持って上京して来たところで話が終わりました。
そして今回はそこからスタートです。
お金を持って来たお兄さんは四三くんに会えて大喜びです。
そしてお兄さんが熊本でどうやってお金を集めたかという話になります。
春野スヤさんの紹介で池辺家にお金を借りるため池辺家の当主にお金を借りるため頭を下げます。
しかし池辺家の当主は難色を示します。
オリンピックなんて知られて全然知られていない時代ですからね。
当主様は国際大会であれば国がお金を出してくれるのではと言う始末。
いやーお金出してくれないですよねー。
だから頼みに来ているんです。
そこで春野スヤさんがオリンピックは公式の大会ではなく私的な大会で国からはお金がでないみたいなことを言います。
残念ながらナイスアシストとはいきません。
それを聞いて当主様はより頑なになってしまいます。
お兄さんはなんとかお金を借りたいためこのオリンピック大会に参加する意義を話ますがやはり難色を示したままです。
田んぼを売ってもいいと言うお兄さん。
なんとか食い下がろうとします。
そこで出てきたのが当主様のお母様。
田んぼを池部の家が買ってそのお金を借してあげるとそして田んぼは無料で貸して今まで通り米を作ればいいと言ってくれました。
お母様はお兄さんのために借すわけではないと春野スヤさんのことを信頼して借すのだと言います。
ということでお金をなんとか工面出来てお兄さんは今、まさに四三くんの前にいるということです。
ここでもう一つサプライズがなんと四三くんの学友たちが後援会を作り寄付金を募ってくれていました。
その寄付金に喜び感謝する四三くん。
いやーみんないい友達ですね。
オリンピックに同行できると思っていた先生たちはお酒を飲みながら大森氏の奥さんアニコさんの悪口を言ってます。
自分たちが同行出来ず大森氏の奥さんであるアニコさんを「だいたいなんなんだあの青い目の年増は」と酷い言い様です。
場面が変わりましてお兄さんと四三くんと親友の美川くんはお兄さんを東京見物に連れていきます。
凌雲閣に登った四三くんは春野スヤさんと野山を駆けていたことを思い出します。
その回想シーンで春野スヤ(綾瀬はるかさん)が歌いながら自転車を漕いでいるのですが、いつ「はるかな旨味〜」と歌わないか心配です。
そして四三くんはだんだんとオリンピックに出場することに不安を感じ始めます。
なんでストックホルムなんて知らない外国の土地に行ってフォークナイフで食事を食べないといけないのかとしまいには生きて帰れるのかとまで口にします。
お兄さんはそんな四三くんに喝を入れます。
お兄さんの励ましもありいよいよオリンピックに出場する日が近づきますが、もう1人の出場者三島くんはまだお兄さんお母さんからオリンピック出場を許されていないようです。
女中がこのままでいいのかと三島くんに問いますが三島くんはこのままでいいというような感じです。
いよいよストックホルムオリンピックに出場するため新橋駅から出発します。
大勢の見送りが来る中いざ出発となった時、三島くんのお兄さんとお母さんそして女中さんが見送りに来ます。
三島くんのお母さんは「お前は三島家の誇りだ」と言ってお母さんがわざわざ縫った日の丸付きのユニフォームを渡します。
そして三島くんは家族の見送りに歓喜の涙を流します。
それを見て四三くんは「やっぱり子供に関心のない親はいない」と述べます。
今回はこんなところで感想を終えます。
また次回の感想で。
29冊目『花ざかりの森・憂国』
三島由紀夫のデビュー作『花ざかりの森』や賛否両論ある『憂国』などを収録した短編集。
ちなみに僕がこの短編集の中で一番好きな作品は『卵』です。
表題作の一つ『花ざかりの森』は三島由紀夫氏が16歳のころに書いた作品だそうです。
本作は正直、この短編集の中で一番難しい語りだと思います。なので読みづらいです。
まあ僕の教養がないだけなんですけど。
ただこれを16歳で書いたとは正直、思えないくらい含蓄のある文章です。
ちなみに三島由紀夫は解説でこの作品のことをあまり好きではないと述べています。
もう一つの表題作『憂国』は2・26事件を題材にした作品である若い夫婦が自決するまでを描いたものになっています。
この作品はイデオロギー的に毛嫌いする向きがある作品ではあります。
三島の天皇を崇拝している部分が垣間見えるところなど。
三島本人も解説で賛否両論ある作品だというとを述べいますが、それでも自分の作風の良いところも悪いところも味わえるの作品だと述べております。
解説の中で三島はこの『憂国』を春本として読んだ人がいると述べていますが、確かにそういう風に読むことは可能です。
三島の小説の中では官能的な描写は多い作品だと思います。
自決前に夫婦は性行為をするのですが、そこには生というものの輝かしさと美しさをそのことで表現していると感じられました。
そして三島にとってその対極である死もまた美しものとして感得されていたのではないかと思えてなりません。
生と死という二つのテーマをこの作品の中で三島独特の美意識によって表現されているのではないかと思います。
最後に『卵』ですがある不良男子たちが習慣にしている卵の食べ方に(それぞれにこだわった食べ方をします)対して卵が異議申し立てをして裁判になってしまうという話です。
三島氏の小説はあまりこういうふざけたというかユーモラスな作品がないように思えますが本人曰くこの手の作品も書くことができるそうです。
ちなみにこの小説読者や評論家からの評判が悪かったそうで三島氏本人はこの作品が一番好きだそうです。
難しい語りが多い三島作品の中でも異色の作品だと思います。
30歳を迎えようとしている僕のぼんやりとした不安
僕は今年30歳になる。とうとう20代も終わりになるという中で30歳になるということになぜかわからないが恐怖を覚えている。
もう若いねと言われなくなる歳を迎えようとしている中でそれなりの経験を積んだ人間として存在しなければいけないのに、相変わらず寄り道ばかりをしている人生である。
この歳になると結婚をして子供もいる同級生もいる。そういう中で自分は一体何をしているのだと腹立たしく思うのだ。
ただ残念ながらそう思う部分もある中でありとあらゆることに対してニヒリスティックに構えている自分を発見してしまう。
正直なことを言えば人生に対してどういうプランもない。
出世したいとかもないし仕事で頑張って給料をあげたいとかも特に思っていない。
責任のある地位についてマネージメント的なことをやりたいとも思っていない。
そういう競争心的なものを一切持っていない自分は目標を持てとかキャリアプラン的なものに対して完全にニヒリスティックな態度を取っている。
そんもん立てたて世の中どうなるかわからないじゃないかと全く益体もないことを思ってしまう。
しまいにはAIなどの登場で人間が労働市場そのものからいなくなるという夢想さえもしている。
この夢想はたぶんそういうキャリアプラン的なものを真剣に考えないための言い訳にしているところがあると思うのだが……。
じゃあ一体何に興味があるとのかと言われると「いろいろなことを知って」「いろいろなことを考えたい」ということには興味がある。
本を読んだり、音楽を聴いたり、ラジオを聴いたり、テレビを観たり、仕事をしたり、料理をしたり……ととにかくいろいろな経験や知ったことで得られたものを自分の中で咀嚼して統合して自分の意見や考えを作っていきたいということを思っている。
それをどのように表現するのかということについてはまだ思案中というところではあるけど、今のところがこのブログがその役割を果たしていると思う。
ということでまとまりのない駄文でした。
『Flamingo』〜クセになるメロディ
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米津玄師さんは昨年、『Lemon』で紅白に出たりして話題を集めました。
『Lemon』ももちろん良い曲だと思いますが個人的にはこの『Flamingo』も好きです。
最初聞いたときはなんか変わった曲だなと思いましたが何度も繰り返し聴いていたら馴染んできて毎日のように聴いています。
途中、和のテイストになる部分がありますが、そこが本当不思議な世界観を感じさせてくれる曲だと思います。