2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
箱男 (新潮文庫) 作者: 安部公房 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/05 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 69回 この商品を含むブログ (226件) を見る かなり実験的な小説。安部公房氏の作品は基本的に難解な印象が強く、本書もそのような小説。 ダン…
花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (90件) を見る 三島由紀夫のデビュー作『花ざかりの森』や賛否両論ある『憂国』な…
僕は今年30歳になる。とうとう20代も終わりになるという中で30歳になるということになぜかわからないが恐怖を覚えている。 もう若いねと言われなくなる歳を迎えようとしている中でそれなりの経験を積んだ人間として存在しなければいけないのに、相変わらず寄…
Flamingo / TEENAGE RIOT(フラミンゴ盤 初回限定)(DVD付) アーティスト: 米津玄師 出版社/メーカー: SMR 発売日: 2018/10/31 メディア: CD この商品を含むブログを見る 米津玄師さんは昨年、『Lemon』で紅白に出たりして話題を集めました。 『Lemon』ももち…
メノン (岩波文庫) 作者: プラトン,藤沢令夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1994/10/17 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (40件) を見る ソクラテスとメノンによる『徳』というものをめぐる対話篇。 徳は教えられるか?と…
我らが仮面ライダー第88話を突っ込んでいきます。 冒頭で早速怪人が登場します。 今回の怪人ネコヤモリです。暗い中で登場したためなかなかおどろおどろしいです。そして暗い中で黒猫を描いている男性が現れます。 その男性の弟がお兄さんが変になってしまっ…
我らが仮面ライダー第87話を解説します。 日本の要人を殺害するリストを作成したゲルショッカーは要人に死の予告をする郵便を送りつけます。 そしてその郵便を受け取った要人は怪人クモライオンによって殺さてしまいます。 いちいち郵便を家に送るというしか…
光秀は、誰にも漏らせぬ信長への憤懣もお槇にだけは掻き口説くように訴えた。藤吉郎を大気者といい、自分を陰気者といった信長の言葉も、お槇に伝えた。 「筑州めは、例のあいつの人蕩しの一手で、中国十州を五、六年で奪うと言上しおった。信長にはそれが好…
V.T.R. (講談社文庫) 作者: 辻村深月 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/02/15 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブログ (8件) を見る 本書を読む前『スローハイツの神様(上下巻)』を読むことをオススメする。 本書は『スローハイツの神様』…
大河ドラマいだてん第七話の感想です。 冒頭でお金がない問題で頭を悩ませる四三くん。 そして家という重責があるためにオリンピックに出れないという三島くんという対比がなかなかです。 一方はお金があるけど家の事情でいけないといい、一方はお金がないか…
三島由紀夫の『美徳のよろめき』を読んでいて気になることがあった。 それがタイトルで書いたことなのだが、まずは引用から。 良人(おっと)の倉越一郎は、世間の男のするような愛の手ほどきをしてやり、節子は忠実にそれを習った。 三島の他の小説でもそうだ…
仮面ライダー第86話を突っ込んでいきます。 今回の怪人はワシカマギリです。 ちなみにこんな感じ。 まあ名前通りワシとカマキリの合成怪人です。 そして冒頭で大室山を走るバスの乗員を誘拐する人呼んで人間狩り作戦を行います。 ブラック将軍はワシカマギリ…
大河ドラマいだてん第六話の感想を書きます。 今回も話はいよいよオリンピックに日本人が初めて参加するということで参加選手を決めていくくだりになります。 しかし日本はお金がありません。そこで短期距離で活躍した三島くんには自費で行ってもらうことに…
我らが仮面ライダー第85話を突っ込んでいきます。 今回の怪人はウツボガメスです。 ちなみにこんな感じ。 ちなみにウツボガメスの顔は外れて空を飛びます。 このウツボガメスですが上司の大幹部ブラック将軍にタメ口で話します。 ブラック将軍は特に気にする…
自分にとって仕事とは何かと問われたら間違いなく生活のためと答えるだろう。 正直なところそれ以上でもなければそれ以下でもない。 このような消極的な理由で働いていると周りが自分より熱心に仕事をしているように見えて辛い。 仕事の中で得るものはあるの…
全てを機械が担うという社会が実現するとしたらその時、人は労働市場から完全にいなくなるだろう。 しかし現在はそこまでには至っていない。ではまだ人間が労働市場で存在できる理由はなんだろうか? それはまだ人間にしかできないことがあるということが前…
美徳のよろめき (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1960/11/08 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (56件) を見る 上流階級の気品さを持った倉越節子婦人が青年、土屋との不倫関係になりその不倫の顛…
我らが仮面ライダー第84話を突っ込んでいきます。 今回の怪人はイソギンジャガーです。仮面ライダーを殺すことのみを目的として改造されたとブラック将軍に言わしめてます。なかなか可哀想な怪人。 ちなにみイソギンジャガーはこんな感じです。 今回の回は物…
我らが仮面ライダー第83話を突っ込んでいきます。 今回の怪人はイノカブトン。こんな感じです。 けっこうかっこいいと思います。 そんなかっこいいイノカブトンですがライダーとの戦闘で必殺技を繰り出します。 その名もイノカブトンツノえぐりです。ライダ…
大河ドラマいだでん第五話の感想です。 今回の話はついに始まったオリンピック予選会がメインの話になってます。 まず印象的だったのが東京師範学校の教授永井道明が「生きて帰ってくるように」と述べたことでした。 今の時代からは考えられないようなことで…
さよならのためだけに【徳間文庫】 作者: 我孫子武丸 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2012/05/02 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (11件) を見る あらすじ 内容(「BOOK」データベースより)「だめだ、別れよう」「明日必ずね」ハネ…
人工知能の核心 (NHK出版新書 511) 作者: 羽生善治,NHKスペシャル取材班 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2017/03/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7件) を見る 人工知能に関する本は数冊ほど読んできましたが、本書がその中でも一番面白かった本…
光待つ場所へ (講談社文庫) 作者: 辻村深月 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/09/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13件) を見る 著者は辻村深月氏。 本書は著者の過去作で登場した登場人物の後日談だったり前日談を収録した短編集。 辻村氏の…
他人の顔 (新潮文庫) 作者: 安部公房 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/12/24 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (68件) を見る 液体空気の爆発で蛭のようなケロイドが顔に残ってしまった男が妻の愛を取り戻すために他人の…
ether アーティスト: レミオロメン 出版社/メーカー: ORS 発売日: 2009/07/15 メディア: CD クリック: 7回 この商品を含むブログ (3件) を見る 僕が高校生だったころ、ハマっていたバンドがれみオロメだった。一般的には『粉雪』が一番メジャーな曲だけれど…
我らが仮面ライダー82話を突っ込んでいきます。 冒頭、ゲルショッカー秘密基地ではクラゲウルフが完成します。 クラゲウルフはこちらです。 なかなか優れたデザインだと思います。 ちなみに鳴き声が「クーラーラー」です。 アルプスの少女ハイジのクラの顔が…
いだてん四話の感想です。 今回の話は金栗四三が前回、走ることの楽しさを知った四三くんがマラソン競技を本格的に始めてオリンピックの国内選考会を目指すところまでです。 四三くんは学校で行われた秋の長距離走会でスタートから出遅れたものの最終的には…
我らが仮面ライダー第81話を突っ込んでいきます。 今回の怪人はサソリトカゲスです。 なかなかの化物感が漂った怪人です。 しかし今回の怪人サソリトカゲスはあまり強い感じがしません。 なぜなら前回の怪人、ガニコウモルが3話に渡って出演し散々に仮面ラ…