仮面ライダー『第89話 「恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!」』
我らが仮面ライダー第89話を突っ込んでいきます。
今回の怪人はカナリコブラ。
カナリヤとコブラの合成怪人です。
顔と身体がカナリヤで右手がコブラになっています。
今回のゲルショッカーの作戦はペット作戦だそうです。
奇妙な鳴き声を出すカナリヤを使って東京中を混乱に陥れるというものです。
冒頭で男女のグループがカナリヤを見つけます。
そしてそのカナリヤの奇妙ななき声で男女のグループは激しい頭痛に襲われます。
この頭痛がカナリヤのなき声だと見抜いた男性がカナリヤを投げ捨てようとしますが投げられたカナリヤは爆発し現れたのはカナリコブラ。
そして右手のコブラ部分で男性やその他の男女を襲います。
男女のグループはこのカナリコブラによってみんな殺されてしまいます。
その殺害現場に滝さんは急行します。
すでに警察が来ていて死体をタンカに乗せて運んだりしています。
急行した滝さんは一旦、警察に入るのを止められますがそこはCIAすぐ通してくれます。
死体を見た滝さんは辛そうな顔をします。
そしてドクターに死因を訪ねます。
ドクターは毒蛇に噛まれたことが原因だと述べます。
そしてその話しを滝さんは少年ライダー隊本部に戻って話しをします。
さすが滝さん捜査で知り得た業務上の秘密を信頼しているおやっさんたちに簡単に話ます。
おやっさんたちがどれだけ信頼されているかの証です。
そんな少年仮面ライダー隊の本部にも例のカナリヤが現れます。
そして滝さんがそのカナリヤを捕まえます。
可愛いとみんなで猫可愛がりしています。
カナリヤはどんな食べ物を食べるのかと調べる滝さん。
もう飼う気満々です。
そしてナオキとミツルが餌を買いに行くことになります。
お金と言うナオキとミツル。
ここでお金を渡したのが我らが仮面ライダー本郷猛ですがちょっとイヤな顔をして渡します。
持ち合わせのお金が少なかったのでしょうか?
ふたりはお金をもらって餌を買いにいきますがそこでゲルショッカーを乗せた車に遭遇します。
ふたりはその車を追跡することにします。(もちろん自転車で)
車になんとか追いついたふたりでしたが車の中はカラでした。
そこへゲルショッカーの戦闘員が現れます。
ふたりと囮にしてライダーをおびき寄せると言いますがなかなかふたりを捕まえられません。
なんかこういうところがゲルショッカー戦闘員がイマイチショッカー戦闘員よりも強く見えないところなのかもしれません。
しかし結局、ふたりとも捕まってしまいます。
ふたりとも囮にされちゃうのかと思っていたところ本郷がピンチに駆けつけます。
そしてふたりを開放して逃げるように促します。
ふたりが本部に戻ると激しい頭痛に襲われているおやっさんたちがいました。
なんだかわけのわからないふたりは滝が救急車を呼ぼうとしていたため代わりに救急車を呼ぼうとしますがふたりも頭痛に襲われてしまいます。
そしてカナリヤのカゴが爆発してカナリコブラが現れます。
カナリコブラが現れるとなき声が止まって頭痛もなくなるようです。
そこはカナリコブラに変身してもなき声で頭痛になるようにしろよと思うのですがやはり詰めの甘いゲルショッカーです。
カナリコブラはおやっさんたちに襲いかかろうとしますがそこへ本郷が助けに現れます。
そしてライダーに変身した本郷たちと戦闘になります。
この戦闘でなんとカナリコブラ、自慢のコブラを破壊され右腕が切れてしまいます。
一旦、カナリコブラを撃退した本郷たちは本部に戻っておそらくゲルショッカーの反撃があるだろうと予測します。
そしておやっさんがテレビでカナリヤについて注意喚起してもらうことを提案します。
本部の影響力てすごいんですね。テレビ局も動かせてしまいます。
いや違うか。たぶんCIAの影響力だと思います。
しかしこの注意喚起をむなしくカナリコブラの犠牲者が出てしまいます。
でもこのペット作戦なかなか効率が悪いように感じてしまいます。
と言うのもカナリヤを東京中に放つにしても最終的にはカナリヤはカナリコブラに変身します。
明らかにカナリコンドルはひとりしかいませんが大量に放っても全部がカナリコブラに変身するわけではなさそうです。
まあ細かいことはあまり気にしないようにしましょう。
ある母子の住む部屋のベランダにカナリヤが現れます。
そして母親はこれがテレビで言っていたカナリヤだということに気づきます。
子供はそんなことおかまいなしになんで捕まえてくれないんだと母親を非難します。
母親はそれどころではありませんすぐに警察へ知らせようとしますがなぜ捕まえてくれないと子供が騒いだままです。
こういう子供の心境ってわかるんですよね。普通に考えたら捕まえたっていいのになんで捕まえてくれないのか、しかも捕まえてくれないその理由を説明してくれないんです。
まあ今回は緊急事態なので説明なんてしてる暇はなかったのですが僕にもちょっと違うかもしれないですが似たような経験があります。
僕がまだ小学生になる前の話しですがオウム真理教という宗教団体がいてその宗教団体はさまざまなテロ行為をやりました。
まあ皆さんご存知だと思いますが地下鉄サリン事件などの。
そのオウム真理教は選挙に出たことがあって教団の教祖の宣伝を兼ねた歌を流していました。
僕は当時当然そんな団体だとも知らずテレビから流れるその歌を無邪気に歌ってしまいました。
「しょこしょこ……麻原彰晃」って感じでそうしたら母親が血相変えて「そんな歌、歌うのやめなさい」って言うんですよね。
まあそんな歌、歌うのはよくないことは間違いないのですが、僕はそう言われてこう思いました。
『世の中には歌っちゃいけない歌があるんだ』って。
母親も子供がそんな歌、楽しそうに子供が歌ってたものだから血相を変えて叱ったのですが、説明がなかったので僕としてはなんで歌っちゃいけないのかわからずキョトンとしていました。
でもあの時説明されてもわからなかったと思いますから母親の対応は仕方のないものだったと今は思ってます。
話しがそれましたがこの母親の子供から連絡がきた本郷たちは再びカナリコブラと戦闘になります。
右手を失ったはずのカナリコブラですが右手のコブラを強化して再び挑戦してきます。
そしてそのカナリコブラとの戦闘の中でもう一体怪人が現れます。
ネズコンドルです。
しかしカナリコブラ一緒にライダーを倒そうというネズコンドルの提案を無下にしてひとりでライダーくらい倒せると息巻いてしまいます。
カナリコブラさんそこはネズコンドルさんの提案に素直に従いましょうよ。(笑)
しかし余計なプライドが邪魔してカナリコブラは結局、ライダーとひとりで戦い負けてしまいます。
カナリコブラを倒して一件落着といきたいところですが、ネズコンドルと改造人間でもない滝が戦っていました。
そして滝がネズコンドルによって空中高く投げられてしまうというところで番組が終わってしまいます。
こういう2話に跨る話しって次回がめちゃくちゃ気になるんですよね。
というところで今回はおしまいです。