転職始末記1
プロローグ
僕は転職をするにあたってものすごく時間がかかった。
転職活動そのものにも時間がかかったけど、転職を決意するまでに長い時間がかかってしまった。
そんな僕の転職活動までに至る道のりを述べていきたいと思う。
ただ停滞しているだけだ
僕が新卒で入った会社は介護施設だった。
その中で介護士として業務をする中で自分はこのままで良いのだろうか?という疑問が出てきた。
介護の仕事は給料も低く待遇も悪く離職率も高い。
そういう仕事に新卒で入った僕が悪いのだがそういうことを本当の意味で理解していなかった。
僕はそんなことよりもとにかく働くことが重要だと思っていた。
それがそういう仕事であるということを無視してでも。
だがやはり自分で仕事をしてみて実感した。
この仕事がそういう仕事になぜなってしまうのかを。
そのことについてはまた後日、書くと思うが当時の僕は介護の仕事をやめたいと思いながらも何も活動をしていなかった。
仕事に対するやる気というか意欲はどんどん下がっていった。
目の前にいるお客さんに良いサービスを提供するべきなのに自分の仕事ぶりは惰性だった。
そういう状態だから僕は停滞感というか閉塞感を感じていた。