ゆとり世代と言われること
ゆとり世代と言われること
僕は1989年生まれのゆとり世代だ。
ゆとり世代に対する批判的な意見に接する度に腹立たしさを覚えることがある。
使えないとか常識がないとか弱いとかそういうニュアンスで批判されることが多くそういうことがゆとり教育を受けたこととどういう関係があるのかと思ってしまう。
そもそもゆとり教育を受けたいと言って受けたわけではない。
たまたまその世代に生まれたというだけだ。
それだけでそう批判されるのはあんまりではないだろうか。
そう思っている。
世代論が自分に向けられているからか?
ゆとり世代という世代に生まれその世代を揶揄する意見に腹立たしさを覚える一方、別世代が同じように揶揄されているのをどう受け止めているか。
もし自分が本当の意味で世代論的なものに怒りを感じているなら同じように他世代に向けられている揶揄に対して怒りを持つべきだろう。
残念ながら同じように怒りを感じない。
むしろそんな揶揄を「ざまあみろ」と思っている自分がいる。
それは不公正な態度だと言うべきだろう。
自分たちが揶揄されているということでいっぱいになっていて、他世代も同じように揶揄されているのではないかという想像性が欠落している気がした。