内向的な、あまりにも内向的な

内向的な性格な僕の思考

読書論的なこと

今週のお題「読書の秋」ということだそうで、それにまつわることを書きたいと思います。

 

僕は時折、読書術とか読書の方法論的な本を読むことがあります。

 

僕自身の読書方法がこれでいいのかと思うことがあって、そういうときにそういった本を読みます。

 

 

ただ正直なところを言えばそういう本を読んで読書方法が変わったかと言えばあまり変わっていないです。

 

やっぱり習慣を変えるというのはなかなか難しく、元の読書方法というか読書スタイルに戻ってしまいます。

 

ただそれでも読書術的な本を読むのはやっぱり好きでそういう本は折に触れて読んでいます。

 

その手の本って自分の読書方法を語るという側面もありますが、もっと別の側面もあって著者が今までどんな本を読んできたかというこ語られたりします。

 

意外とそこがその著者の人間性というかその人のひとなりを垣間見れて面白かったりします。

 

そう本は人の心を写す鏡みたいな側面があるのです。

 

そう思うと自分がどんな本を読んできたかそれを振り返ってみるのもいいかもしれません。

 

 

読書術本の紹介

 

僕自身は先ほども述べたように他人の読書術をなかなか真似できないところがあるのですが今まで参考になったかなと思う本をここで紹介したいと思います。

 

 

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 熟読・速読等の方法論からそもそも読書をするためには前提となる知識(教科書レベル)が必要でそれをどうやって身に着ければいいか具体的に書いてあります。実践的な読書術なので小説等の文芸を中心に読む人にはオススメできないです。また著者が紹介している本も学術的なものだったり、著者が大学で勉強してきた神学に関するものだったりいきなり読むのにはキツイ本が多い印象です。

 

 

 

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

 

 タイトル通り本の読み方を解説したもの。初級読書から上級読書まで段階的に読み方のレベルを上げていけるようそれぞれの段階でどのように読むかということを詳細に解説しています。

 

 

 

 上記、2冊の本に比べて本書はもう少し取っ付きやすい本だと思います。

本書はそんなに難しい方法論を述べているわけではないので読書をあんまりしない人は著者のいう方法論から取り組んでみるのもいいかもしれないです。

ただ著者はかなり上から目線なのでそこは読者を選ぶ本だと思います。