大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第四話感想
いだてん四話の感想です。
今回の話は金栗四三が前回、走ることの楽しさを知った四三くんがマラソン競技を本格的に始めてオリンピックの国内選考会を目指すところまでです。
四三くんは学校で行われた秋の長距離走会でスタートから出遅れたものの最終的には3位になりました。
マラソンの面白さに目覚めそれが自分の夢中になれるものだっと思った四三くんは3位になった喜びと走ることこそが自分の夢中になれるものだということを故郷の家族に手紙で伝えます。
四三くんは家族が(長兄と母)褒めてれることを期待していまいたが、期待は裏切らてしまいます。
それどころか長兄はかけっこに熱中するために東京に行かせたわけじゃないと叱り、母親も嘆いていると手紙で伝えます。
この手紙を見た四三くんはもう家族に手紙なんか出さないと拗ねてしまいます。
そして拗ねた四三くんはいつものように冷水を頭からかぶります。
それにしても四三くん役の中村勘九郎。
毎回裸になります。そして裸になる度にこのために鍛えたのかと思われる肉体美を披露します。なかなかの細マッチョです。
話は元に戻って家族から期待した反応が得られなかったどころか全然、逆の反応が来たときのこと。
こういうのってあるなーって思います。
褒めてもらいたいと思ってウキウキ報告したのに逆にたしなめられる。
「なんでわかってくれないんだー」って思っちゃいますよね。
家族の反応が冷たかった四三くんでしたが結局、走ることに熱中していきます。
今回の大会では3位だったので勝つためにはどうしたらいいか分析します。
こういう客観的な分析って大切ですね。
なにごとも。
四三くんの分析で出た勝つための方法は3つでした。
ひとつ、排便をする。ふたつ、わらじで走らない、みっつ、スタミナが大切。
この時代(明治末期)にスタミナというこ言葉があったということに僕は驚きました。
最初の排便をするというのはレース前に小便がしたくなったことで出遅れてしまった反省から、二つ目はわらじで走っていったら途中でわらじが切れてしまったことから、三つ目は2位を抜けそうで抜けなかった経験からきています。
そして四三くんは本科に入ったら徒歩部には入ることを決めます。
徒歩部というのはドラマの中で説明がありましたが現在でいうと陸上部とのことです。
そうですよね。
まだ明治末期の時代。
スポーツという概念だってまだまだ定着していない時代だからなかなか言葉もしっくりくる言葉がなかったんだろうなということがこの部活の名前から伺えます。
そして四三くん。この徒歩部で練習に励む中である練習方法を試すことになります。
それが水抜き、油抜き走法というものでした。これは水分を絶って練習するというものでただ単に水を飲まないだけではなくて厚着をして練習します。これは汗をかいてさらにカ身体の水分を抜く目的があります。
水も飲まない、汗をたくさんかく。
これだと本当に身体の水分が限界までなくなってしまいますよね。
身体の水分を抜くことで身体を軽くするのが目的だったそうです。
四三くんもこんな過酷な練習していたため倒れてしまいます。
皆さん絶対マネしないでくださいね。(そんな練習方法をマネする人はいないと思いますが念のため)
この過酷な練習の中で得た四三くんの教訓は「自然に従え」ということでした。
水を飲まないなどの行為は人間の自然な欲求を無視したものだと気づいたようです。
四三くん……。
死ななくてよかったね。
下手した死んじゃってます。
四三くん。
何事も実験したり体感することは大切ではありますがくれぐれも死なない程度にやりましょう。
そして次回、オリンピックの予選会が行われます。