大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第七話感想
大河ドラマいだてん第七話の感想です。
冒頭でお金がない問題で頭を悩ませる四三くん。
そして家という重責があるためにオリンピックに出れないという三島くんという対比がなかなかです。
一方はお金があるけど家の事情でいけないといい、一方はお金がないから行けるかわからない。
もう僕はこう思ってしまいました。
国がお金出せないならお金持ちの三島くんに出してもらえば?と。
しかしそんな行けるか行けるかいけないかわからなかった四三くんですがお兄さんに出した手紙の返答が来ます。
四三くんはあまり期待していませんでしたが、手紙の内容に感動します。
お兄さんはオリンピック大会のために外国に行くことを許してくれてしかも田畑を売ってでも行かしてやると言ってくれます。
こんなふうにお兄さんが言ってくれたのには四三くんが新聞に載ったということがありました。しかも世界記録を達成したということが。
この時代はインターネットもテレビもありませんから新聞ということになるんでしょうね。
一方、金栗家ではお兄さん含め家族総出でお金を借りるため春野スヤさんのお宅に行っています。
お兄さんなんとか外国に行かせたいと必死です。
春野家でもそんなにお金はありません。
そこへ救世主が現れます。
春野スヤさんです。
スヤさんは池部家だったら貸してくれるのではないかと。
ナイスアシストです。
一方、四三くんは三島家で散々な目に合います。
外国に行くのに外国のマナーと英語をア二コさんに叩き込まれます。
三島家でスープの飲み方やいただきますに該当する英語はないことを教えられます。
なかなか厳しいですアニコさん。
でも僕はいただきますという言葉が好きです。
そこは日本人としてあのいただきますという言葉に誇りを持っているんですよね。
三島家の女中さんもそんなことを言っていました。
今回の話は四三くんと三島くんの対比が見所になりますね。
四三くんはお金がないけど家族から応援され三島くんはお金はあるけど家族からは無視され。
お互いに相手が自分にないものを持っているっていうことがよくわかりますね。
そしてラストシーンなかなかお兄さんから便りがこないので本当に行けるのか心配になっていた四三くんでしたがついにお兄さんが東京にお金を持ってやってきます。
今回はここまでまた次回第八話で感想を書いていきます。