青い海、青い空、素晴らしい沖縄で学んだお金のこと
今週のお題「修学旅行の思い出」
高校生で行った修学旅行先は沖縄だった。
青い海、青い空、そして修学旅行先で繰り広げられる恋模様。
なんとも青春だよねっていう雰囲気がそこにあった。
僕はというとそういうことと関係なく修学旅行をしていたけど、決して楽しくないわけではなかった。
高校時代の僕は中学時代とかと比べると学校での友達に恵まれていた。
数人の仲の良い友達がいて、彼らといつも過ごしていた。
内向的な僕は修学旅行とかキャンプとかになると困ることが多い。
どうしても一人ぼっちになりがちでお情けでどこかのグループに入るなんてことばかりだった。
ただこの時はそういうこともなく仲の良い友達とグループが組めた。
僕は初めて修学旅行で気兼ねなく過ごすことが出来ていた。
本当に楽しかった。
バナナボートに乗って海を満喫したり、バーベキューをしたり、美味しものをいっぱい食べた。
そうこの時までは…
コテージに帰ってきて僕は一息ついた。
僕は何気なく自分のポケットを確認した。
うん?
あれ?
僕は一瞬なんだかわからなかった。
そうポケットにあるはずの財布がない。
僕は慌てた顔をしてカバンの中も探した。
でも財布はなかった。
また水着も海の脱衣所で置いていったようだったのだがそんなことはどうでもよかった。
とにかく財布がない。
僕は焦りに焦った。
友達にお金を借りるしかないかなと思っていたところバックに祖父からもらったお金があることを思い出した。
母親がなんかあった時のためにおじいちゃんからもらったお金は別のところにとっときなさいと言っていた言いつけを守ったことが功を奏した。
僕はその祖父からもらったお金で後、一日をなんとかやりくりしないといけなくなった。
そして気の弱い僕は家族にこのことがバレてはいけないと思いなんとか偽装しようとした。
この時、僕はまだお土産を買っていなかった。
バレないためにはなんとかお土産を買うお金を残さないといけない。
最終日、昼ご飯は安いものを食べなんとかお土産を買って帰れた。
そして家に着いた時には手元に残っていたお金は50円しかなかった。