仮面ライダー『第69話 「怪人ギラーコオロギ せまる死のツメ」』
仮面ライダー第69話を突っ込んでいきたいと思います。冒頭から怪人ギラーコオロギの殺人音波の実験が行われます。
実験は仮面ライダーの人形を磔にしてそれを殺人音波で攻撃するという形で行われます。
実験は見事に成功します。仮面ライダーの人形は殺人音波攻撃で粉々に砕け散り頭がギラーコオロギと地獄大使の前まで飛んでいきます。
実験は大成功だと満足の地獄大使。
でもちょっと甘い気がします。仮面ライダーの人形はあくまでも人形です。仮面ライダーではないのです。
この殺人音波とやらが本当に仮面ライダーを爆発させるほどの効果があるかわからないのです。
しかし地獄大使は人形が爆発して満足してしまいます。
実験場から秘密基地に戻ってきたギラーコオロギは早く仮面ライダーと戦わせると地獄大使に催促します。
しかし地獄大使まだ待てとギラーコオロギをひとまず落ち着かせます。
そして今度はぎラーコオロギのもう一つの武器、赤いツメの実験を始めます。
今回の実験体はなんと使えなくなった戦闘員。
さすがは世界一のブラック企業です。使えなくなっても解雇せず実験体として残すという恐ろしさ。これなら解雇された方がましです。
この赤いツメに刺されると刺された人間もその赤いツメを持ち襲いかかるというもの。
なかなか恐ろしい武器。
場面が変わりコオロギの捕まえ方を教えるというオガワ先輩と本郷の会話。
本郷が「最近の子供たちはコオロギも知らなくてかわいそうだ」という発言をする。
もうこの時代からそんなことが言われてるんだなと思う。
このオガワ先輩を利用して子供たちに赤いツメを感染させるギラーコオロギ。
その中にいた立花レーシングクラブに出入りしているナオキとミツルがそのことを本郷たちに知らせる。
本郷たちはすぐに先輩宅へ駆けつける。そこにいたのは赤いツメに感染した子供たちとぎラーコオロギだった。
ここからギラーコオロギと戦闘になる本郷。仮面ライダーに変身して戦う。
戦いの最中にギラーコオロギは戦闘員を役目は終わったと下がらせようとする。
何をしようとするんだという仮面ライダー。
ギラーコオロギは戦闘員を殺したくないのだと急に人道上の理由をあげる。
さっき実験体に戦闘員使ってたじゃんというのは突っ込んではいけない。
ギラーコオロギは殺人音波を仮面ライダーに放つ。
仮面ライダーはその殺人音波に苦しむ。
苦しむがなかなか最初の実験のように爆発はしない。
さらに殺人音波を仮面ライダーに放ち続けるギラーコオロギ。
ところがここでアクシデントが発生する。戦闘員がちゃんと下がっていなかったため戦闘員にも殺人音波を浴びせることになってしまう。
結局、仮面ライダーを殺人音波で殺すことは出来ず戦闘員を殺してしまうギラーコオロギ。
さっき戦闘員を殺したくないと殊勝なことを言っていたが死体となってしまった戦闘員に対して八つ当たりをする。
「間抜けな戦闘員め。このこの」
そう言って死体となった戦闘員を踏みつけるギラーコオロギ。
その仕草がなんだかかわいい。
ギラーコオロギから逃れた本郷は再びオガワ先輩宅へ。
家に帰ってきた先輩にショッカーの秘密基地へと案内させる本郷。
もちろんショッカーの罠。
先輩と一緒に秘密基地へ行ったもののある部屋に閉じ込められてしまう。
なんとか脱出しようとする本郷。
ここで仮面ライダーに変身して壁を壊そうとする。
しかしライダーパンチもライダーキックも壁には効かずジャンプして出窓から脱出しようと試みようとするもジャンプができない。
そんな状態の中で地獄大使とギラーコオロギが天井の窓から仮面ライダーの様子を覗く。
地獄大使、「わがショッカーの科学陣が総力をあげて作った全ての力を吸収してしまう吸収マットの威力で自慢のキックもジャンプも使いまいて」と自慢する。
その吸収マットはその部屋じゃなくてギラーコオロギに装着させた方が良かったんじゃないかなと思ったがそこは突っ込んではいけない。
結局その吸収マット部屋の出窓をライダースクリューキックで破らて仮面ライダーと戦闘になるギラーコオロギ。
そして戦闘の最中にギラーコオロギの弱点が発覚する。頭部にあった発信機を剣で刺されてしまう。
イカデビルに続いて頭部に弱点があるとは。
ショッカーはやはり詰が甘い。