仮面ライダー『第84話 「危うしライダー! イソギンジャガーの地獄罠」』
我らが仮面ライダー第84話を突っ込んでいきます。
今回の怪人はイソギンジャガーです。仮面ライダーを殺すことのみを目的として改造されたとブラック将軍に言わしめてます。なかなか可哀想な怪人。
ちなにみイソギンジャガーはこんな感じです。
今回の回は物語の部分がわりとしっかりと作りこまれている気がしますがそこは原作者、石ノ森章太郎先生の脚本だからかもしれません。
本編の方に目を向けるとお父さんが行方不明になってしまったという女性マキがチョコに相談しています。そしてチョコはもうすぐ滝さんも来るから心配しないでと励まします。
とこでこのマキさんですが、顔が仮面ライダーV3のヒロイン玉純子さんに似ています。
長い黒髪が素敵な美人さんです。
そしてチョコに呼び出された滝さんもそんな美人さんを見て「まさかデートしてくれって言うんじゃないんだろうね」と言います。
まあそう言いたくなる気持ちはよくわかります。
せっかく滝さんも合流しましたが、さっそくそのマキさんを狙ってゲルショッカーが現れます。ここは美人なマキさんにいいところを見せたいところの滝さんですが戦闘員との戦闘に負けてしまいマキさんを拐われてしまいます。
ちょっと残念な滝さん。
しかし滝さん。前回見せ場がなかったため今回は頑張ります。
なんとヘリコプターを操作して空からマキさんを拐っていった車の追跡をします。
なかなか潤沢な予算がついてますね。
頑張って車の追跡をする滝さんですが結局、車を発見したのは少年仮面ライダー隊の隊員というオチ。
滝さん全然方向違いのところを飛んでいたようでここも残念ポイントになってしまいます。
今回の回は戦闘シーンよりもドラマ部分がしっかりとしていてそこが注目ポイントになります。
そしてドラマ部分の最大のポイントはマキさんのお父さんがなんとイソギンジャガーだったという事実です。
マキさんもそのことにショックを受けてしまいますが、それでもお父さんを発見出来たマキさんはイソギンジャガーになってしまったお父さんのもとへ駆けていきます。
滝さんもライダーも言葉で制ししますがそれでも駆け寄っていきます。
そんなマキさんの思いに答えるように悶え苦しむイソギンジャガーは普段なら爆発したりするところですが、なんと人間の姿に戻れます。
そして気絶していたお父さんは目が覚めてマキさんと抱き合います。
悲劇的な結末を迎えなくってよかったと思います。
最後にどうしても気になることを突っ込みますが、本郷はなぜかマキさんのことを「マキ」と親しげに呼び捨てにしてます。
しかも本郷は最後の方でやっとマキと会っているので呼び捨てにしている時点ではまだ会ってもいません。
会ったこともない女性を呼び捨てに出来るなんてさすが我らの本郷猛です。僕もこれくらいの気持ちで女性に接さないと彼女なんかできないなーと思っちゃいました。