内向的な、あまりにも内向的な

内向的な性格な僕の思考

仮面ライダー『第91話 「ゲルショッカー 恐怖学校へ入学せよ!!」』

我らが仮面ライダー第91話を突っ込んでいきます。

今回の話はゲルショッカーが少年ライダー隊や本部を乗っ取る話しです。

ペット作戦が二度に渡って失敗したため今度は仮面ライダー側の組織少年ライダー隊を狙います。

ライダー側も子供を悪の組織との戦いに利用するという悪さがありますがそれを更に利用しようとするのが悪の組織ゲルショッカーです。

 

ゲルショッカーは少年ゲルショッカー隊をいちから子供を集めて組織しようとは思っていません。

元々ある少年ライダー隊の隊員をそのまま少年ゲルショッカー隊員にしてしまえばいいのです。

まさにフリーライドです。

少年ゲルショッカー隊になってしまった子供たちに手出しが出来ない滝と本郷。

しかしいつも少年ライダー隊のミツルたちが操られると容赦なく腹を殴ったり(もちろん手加減して)しているのに今回はそういうことはしません。

 

そしてなぜか仮面ライダーが変身してムカデタイガーと戦っている時は少年ゲルショッカー隊は出てきません。

少年ゲルショッカー隊をこの場面でこそ使うべきなのですが……。

きっとまだ結成したばかりで使いどころがわかっていないのでしょう。

しかし少年ゲルショッカー隊を使うまでもなくムカデタイガーは仮面ライダーにダメージを与えることに成功します。

喜んでいるムカデタイガーですがあくまでもダメージを与えただけです完全に倒したわけではないのに安心しすぎではと心配になります。

 

本部に戻た滝ですが案の定、本部もゲルショッカーの乗っ取られていました。

そして滝さんも飲み物の薬で意識を失ってしまいます。

ここで思ったのですが後で出てくるゲルパー薬をなぜ滝に飲ませなかったのかということです。

説明しますとこのゲルパー薬というのはゲルショッカーの戦闘員に飲ませているとてもブラックな薬でなんと3時間ごとに飲ませないと死んでしまうというとても恐ろしい薬なのです。そのゲルパー薬は戦闘員に組織の秘密をばらされないための策なのですがこれを滝に飲ませれば仮面ライダーの協力な仲間をうまくいけば葬り去ることができます。

 

しかしゲルショッカーはそうしませんでした。

きっと滝を改造手術をして改造人間にでもしようと企んでいたのでしょう。

 

そして本郷はというと大きなダメージを負った状態である姉弟の家に転がり込みます。

自分を追ってゲルショッカーが来るという本郷、そしてこの姉弟に早く逃げるように言いますがそもそも家に勝手に上がり込んでくる本郷が悪いのです。

 

しかしこの姉弟はとても心優しく本郷を小屋に匿います。

匿って一安心と思ったその時、ムカデタイガーが姉弟前に現れます。

本郷の居場所を教えないと弟を殺すというムカデタイガー。

お姉さんは本郷が匿われている小屋をやむなく教えます。

 

結局、ムカデタイガーは弟さんを恐怖学校に入学させるということで連れ去ってしまいます。

一方、小屋にいた本郷でしたが小屋に火を付けられてしまいます。

ここはさすがの昭和特撮です。リアルに小屋を燃やします。

しかも火の勢いはなかなかです。今だったらCGですけど当時は本当に燃やすしかなかったのです。

こういう手作り感こそが昭和ライダーのいいところです。

 

燃え盛る小屋からライダーに変身してなんとか脱出できた仮面ライダーはそのままゲルショッカーの恐怖学校へと向います。

 

そしてその恐怖学校ではムカデタイガーによる少年ゲルショッカー隊員に対する授業が行われていました。

恐怖学校と言っていますが全然怖くありません。むしろムカデタイガーは子供たちに対して丁寧に授業を行っています。

そして授業が終わり食事の時間になりました。

配られた食事にはゲルパー薬が入っているというムカデタイガー。

どうでもいいですが配られた食事はスープのようなものでした。

食べ盛りの子供たちにはあれでは足りないのではと思ってしまいます。

 

ムカデタイガーは子ゲルパー薬入りの食事を食べたはずの子供たちに何の変化もないことに疑いを持ちます。(ゲルパー薬は飲めば一時間寝てしまうそうです)

 

そしてゲルパー薬は飲ませないと仮面ライダーが教室に乱入してきます。

ムカデタイガーは子供たちに仮面ライダーを襲おうよう指示しさらに滝にも仮面ライダーを襲うよう指示します。

 

操られた滝は仮面ライダーに味方は一人もいないと宣言します。

孤独な仮面ライダーは操られた滝やムカデタイガーと外で戦いますがここで滝の上を見ろとライダーに告げます。

そこにいたのは少年ゲルショッカー隊になってしまった子供たちです。

抵抗すれば子供たちを滝の上から落とすと脅迫するムカデタイガー。

ISばりの人間の盾です。

子供たちを滝の上から落とされるわけにはいかないライダーは抵抗をやめます。

そして戦闘員に抵抗出来ないライダーを攻撃させます。

戦闘員、日ごろの恨みつらみがあるのか思う存分ライダーを集団リンチします。

 

しかしライダーもただやられているわけではありませんでした。

なんとかムカデタイガーと戦闘に持ち込みます。

ムカデタイガーは子供たちを命令によって滝から落とそうとします。

それを阻止したいライダーはとうとう滝からムカデタイガーと共に落ちてしまいます。

 

ムカデタイガーが倒されたことによって滝や少年ライダー隊の隊員たち正気に戻ります。

滝は仮面ライダーを探すように少年ライダー隊に命じて一緒に探します。

 

場面が変わってゲルショッカー秘密基地。ブラック将軍仮面ライダーがいないうちに新たな作戦を行おうとしています。

ブラック将軍の中では死体を確認していなくても、もう仮面ライダーは死んだことになってます。いつも死体の確認を命令するブラック将軍らしからぬ態度です。

そしてその指令を受けているのが後ろ姿から明らかなように仮面ライダーに見えます。

さあいったいこの仮面ライダーらしき人物は何者なのか。

そして仮面ライダーは本当に死んでしまったのかというところで終わりますが、なんと次回予告で本郷が出てきて完全にネタバレしている(笑)ということを突っ込んで今回は終わりにしたいと思います。

次回92話でまたつっこんでいきます。