大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第十二話感想
大河ドラマいだてん十二話の感想です。
今回の話はいよいよ我らがいだてんがマラソン競技に参加します。
さあ一体どうなるのやらというところです。
冒頭で会場となるスタジアムに向かうシーンがありますがこれが今では考えられないような向かい方をします。
なんとスタジアムまで市電を使っていくのです。
でも当たり前と言えば当たり前です。
このストックホルムオリンピック大会が開かれたのが1912年です。
車なんてまだ普及していない時代。
大会に参加するのも大変なのにスタジアムに行くのも一苦労という感じです。
そして不案内なため四三くんは降りる場所を間違えてしまったりします。
そこは現地の日本大使館とか嘉納治五郎先生あたりがちゃんと案内しないといけないんじゃないのとちょっと思いました。
そして降りる場所を間違え市電も出発してしまい乗り遅れてしまった四三くんですがもうひとつ問題が、というのも病気をしている大森監督も同行していたのです。
その大森監督はとても体調が悪そうです。
とても歩いたりできなさそうです。
そんな大森監督を見ていた四三くんは幼少期に病弱だった父親と一緒に歩いたことを回想します。
父親と大森監督がダブった四三くん、あの幼いころに父親と一緒に歩いた時父親が苦しそうにしていても助けてあげれなかった。
そんなことを思い出したのか、あの日出来なかったことを叶えるかのように大森監督をおぶってスタジアムまで向います。
なんとかスタジアムにたどり着いた四三くんでしたがすぐにレースが始まるようで慌ただしく支度をします。
このストックホルムオリンピック大会のマラソン競技はかなり過酷だったようで棄権者が続出する事態になります。
気温は30°を超えていたそうです。
これを見てると2020年の東京オリンピック大会は大丈夫なの?と思ってしまいます。
ていうかこの大会の過酷さをNHKがわざわざ放送するということは2020年の東京オリンピック大会へのあてつけのように見えます。
そしてこのストックホルム大会で四三くんは大変なことになってしまいます。
なんと行方不明になってしまうのです。
あまりに厚さと太陽の日差しで日射病になってしまいレース途中で倒れてしまいました。
本人はなにも覚えていないようで宿舎のベッドで寝ていました。
今回の話しではなぜ四三くんが倒れてしまったのかというシーンが詳細に描かれていないので次回、その詳細が明らかになるようです。