内向的な、あまりにも内向的な

内向的な性格な僕の思考

仮面ライダー『94話 「ゲルショッカー 首領の正体!!」』

我らが仮面ライダー94話をつっこんでいきます。

ショッカーライダーに囲まれたダブルライダー。戦闘ではなかなか苦戦します。

なんせこのショッカーは6人いるのとロケット弾のような飛び道具まで出てきます。

 

ショッカーライダーとの戦闘にダブルライダーが苦戦している中でおやっさんは人質になったナオキたちを奪還します。

そしてその苦戦しているダブルライダーにアンチショッカー同盟から援護がその援護によって隙をついたダブルライダーはライダーダブルジャンプでヘリコプターに乗り込みます。

そしてヘリコプターに乗っていたエイドクガーを捕虜にします。

 

滝隊長は得意げにヘリコプターを操っています。

それにしても怪人を捕虜にするとは怖くないのでしょうか?

そして今回の一番の見所、おやっさんによるダブルライダーの特訓シーンです。

これはもう昭和ライダーの名物シーンと言ってもいいものです。

今回、編み出すワザはライダー車輪です

そして特訓はおやっさんを中心にして周りを回るというものです。

ダブルライダーにもっとスピードを上げろと激を飛ばすおやっさん

おやっさんの周りをクルクル回ったダブルライダーは飛びましたが二人共、よろけてしまいます。

 

おやっさんはそんなことでどうするんだもっとスピードを上げると厳しい指導。

クルクル回っていたから目が回っただけではと思いましたがこの胸の熱くなる特訓シーンにそんな突っ込みは不要です。

 

一方、捕虜になっていたエイドクガーは動き出し脱出。

滝隊長はエイドクガーに逃げられたことを本郷に報告。

その報告はけっこう軽めな感じで報告するのでそんなんで大丈夫と思ってしまいました。

 

ただテープは無事だったためそのテープをコンピュータにかけて解析、首領の居場所が特定されましたがそこに現れたのがエイドクガーたちまちライダーと戦闘になります。

しかしなぜエイドクガーは一人で戦ったのでしょうか?

新しい怪人、ナメクジキノコもショッカーライダーもいるのに。

そして案の定、エイドクガーは負けてしまいます。

 

首領の居場所を特定したライダー一行はアジトを発見しますがそこには首領はいませんでした。

出てきたのはショッカーライダーとナメクジキノコです。

そしてナメクジキノコは自ら名乗りをあげますが一号ライダーになにナメクジキノコだととちょっと馬鹿にされます。

まあなかなかのネーミングセンスですからね。

もうまったくナメクジとキノコの合成怪人だということを隠そうとしていない素晴らしいネーミングセンスです。

 

そしてこのナメクジキノコは戦闘中にライダーは死んだと勝手に宣言します。

理由がいくらダブルライダーでも6人のショッカーライダーには勝てないという浅はかな考えです。

しかしダブルライダーは必殺技、ライダー車輪によってショッカーライダーを見事倒してしまいます。

 

ナメクジキノコに向かってダブルライダーは偽物は全部死んだ、偽物は所詮本物の敵ではないと言い放ちます。

そしてナメクジキノコとの戦闘ですがダブルライダーは容赦なくナメクジキノコをボコボコに殴ります。

散々殴られたナメクジキノコはダブルライダーのライダーダブルキックによって倒されてしまいました。

ナメクジキノコこの間、全然反撃できませんでした。

ちょっとナメクジキノコが可哀想だと思ったところで今回は終わりたいと思います。

 

仮面ライダー『93話 「8人の仮面ライダー」』

我らが仮面ライダー93話を突っ込んでいきます。

前回、ハエトリバチとショッカーライダーによって追い込まれたライダー。

このままだと海に落ちてしてまうという事態に。

 

もう勝った気でいるハエトリバチとショッカーライダー。

ショッカーライダーが止めを刺そうとしますが、ハエトリバチが待ったをかけます。

俺が止めを刺すというハエトリバチ。

 

もう嫌な予感しかしません。

しかしショッカーライダーは任せてしまいます。

ここはショッカーライダーも甘いところです。

 

そしてその嫌な予感が的中してしまいます。

ハエトリバチはライダーを海に落とそうとしますがライダーに足を掴まれなんとライダー共に海に落ちてしまいます。

 

ショッカーライダーは仮面ライダーに勝利して自分がライダーに取って代わると息巻いています。

そして首領の正体が記録されているというテープも海に投げ捨てますがそれを受け取ったのがハエトリバチではなく新しい怪人エイドクガーでした。

 

仮面ライダーはたぶん生きているでしょうがハエトリバチはどうしたのでしょうか?

僕はハエトリバチが心配です。

 

ショッカーライダーとエイドクガーが話している最中におやっさんと滝が近づいてきます。

手伝うという滝とおやっさん

あきらかに本物と勘違いをしている様子。

そして正体がバレないためにショッカーライダーとエイドクガーは戦う芝居をします。

 

おやっさんと滝の協力もあり(?)エイドクガーを退治するショッカーライダー。

ふたりとも本物と思い込んでいます。

 

こうして本物の仮面ライダーに成りすましたショッカーライダーはにせのテープ(爆破します)をもってアンチショッカー同盟の基地に向います。

 

ゲルショッカーの秘密基地ではアンチショッカー同盟から奪ったというテープをコンピュータに解析させます。

解析の内容から爆破するにせテープの存在がまずいということになり作戦を中止させます。

 

そしてアンチショッカー同盟の基地ではまさにそのにせのテープをコンピュータに解析させようとしますがショッカーライダーが止めに入ります。

 

そのテープは偽物で爆発することを告げるショッカーライダー。

そして仲間たちを外へ避難させ爆破処理をします。

実際に基地は爆発してショッカーライダーはあのままではみんな死んでいた的なこと言うショッカーライダー。

だけどあのくらいの爆発だったら大丈夫だったんじゃないだろうかと思いましたがそこは突っ込まないであげましょう。

 

では本物のテープはということになりましたが、本物のテープはここだと告げる声が。

その声のぬしは一文字隼人。

おやっさんや滝は大喜びします。

 

そんな再会を喜ぶ3人に対してショッカーライダーが本物のテープが入ったケースを預かると言って一文字隼人から取り上げようとします。

 

一文字隼人はさすがにライダーの格好の違いに気づきました。

そのマフラーはどうしたと。

気づかれたショッカーライダーはケースを奪い取り逃げようして一文字隼人と戦闘に。

 

一文字隼人はライダーに変身してショッカーライダーとバイクチェイス状態になり最後は崖に転落してしまいます。

 

転落しながらもなんとか無事だったライダーは少年ライダー隊の本部が襲おうとしていることを滝たちに伝えます。

 

そして本部ではナオキやミツルがショッカーライダーからプレゼントをもらいます。

ライダーからのプレゼントだと疑わないナオキ、ミツルそして赤い箱を開けると煙が出てきてエイドクガーが登場します。

 

赤い箱はなんだか玉手箱のようです。

ナオキたちを人質に取って引き上げようとするエイドクガーたちの前に現れたのが本郷でした。

そしてエイドクガーとショッカーライダーとの戦闘になりますが、本郷はこの戦闘に破れてしまいます。

本部には一文字隼人が駆けつけましたがとき既に遅しというタイミングでした。

そしてボロボロになった本郷も本部に倒れこむように戻ります。

 

そんな本部にブラック将軍から連絡が入ります。

人質と引換にテープを渡せという要求を突きつけてきます。

ブラック将軍は滝のことを呼ぶとき滝隊長と呼びました。

滝の小僧なんて呼ばれることが多かった滝さん。

ライダー隊の隊長に就任した効果がこんなところに現れています。

 

そしてテープを持って指定の場所へ向かう滝隊長、一文字隼人。

本郷も合流します。

指定場所に到着してテープを渡すように要求するブラック将軍

滝隊長を指名します。

そしてヘリコプターから縄を垂らしてその縄にテープが入ったケースを括りつけるよう要求します。

 

括りつけた滝隊長でしたが人質は開放しないどころか殺してしまえと命令が下ってしまいます。

騙されたと知った滝隊長はその縄に捕まりそのままヘリコプターまで登っていこうとします。

なんかこのシーンを見ていてサスケのファイナルステージみたいと思ってしまいました。

 

そして本郷、一文字は6人のショッカーライダーに囲まれて大ピンチです。

しかし本物の強さを見せてやろうと一文字さんの心強い言葉がありいよいよショッカーライダー編も佳境になってきたところで今回は終わりです。

 

 

大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第十話感想

大河ドラマいだてんの感想を書いていきます。今回の十話は再放送されないのではないかとヒヤヒヤしていました。

 

というのも皆さんご存知だと思いますがいだてんに出演しているピエール瀧容疑者がコカインの件で逮捕されてしまったからです。

 

とても残念です。ドラマの中でもかなり重要な役だったので。

 

なんかこれで視聴率が上がったりするとなんだかなという気にもなります。

 

では気を取り直して本編へ。

やっとストックホルムに着いた四三くんと三島くん。2人とも慣れない環境の中でも練習しますが欧米人の体格に戸惑っています。

 

まあこの時代の日本と欧米人との間には大きな体格差がありますからね。今だってあるとは思いますが当時はもっとあったでしょう。

 

そして監督ですがカラダの調子が優れず練習に出てません。2人とも監督なしで練習する羽目になります。

 

またストックホルムの白夜に2人とも時間感覚を奪われているようです。

 

四三くんの履いてる靴(足袋)に興味を持った欧米人ですが四三くん説明上手くできません。なんとかジェスチャーでわかってもらって興味を持った欧米人に足袋をプレゼントしました。

 

そしてそのこともあって欧米人と仲良くなっていく四三くん。

 

もともと四三くんは世界記録を出したということで注目されてもいたのですがどうやら三島くんちょっと疎外感を感じている様子。

 

そして三島くん。とうとう部屋に引きこもってしまいます。まあ気持ちはわかるような気がします。

 

三島くんは日本では大スターでしたけどこのストックホルムでは全然注目されていないし欧米人の速さについて行けず挫折感を味わってしまっています。

 

三島くんは前回と全く違う立ち位置になっています。前回は四三くんが大変な状態でしたが今回は三島くんです。

 

四三くんは一生懸命三島くんを説得しますが全然ダメです。そして監督に指導してもらうよう頼みますが監督も体調悪化が激しくダメそう。

 

そして三島くん。とうとう窓から飛び降りようとしてしまいますが四三くんが必須で止めます。

 

自分たちの一歩には意味があると言ってなんとか説得します。

 

これがきっかけで三島くんはもとの痛快男子に戻っていき監督も体調が回復して練習に参加できるようになりました。

 

三島くん走りもよくなってきたところで四三くんも自分の練習に集中できるようになりました。

 

しかし2人に白夜という悪夢が襲います。完全に夜がなくなってしまった日にはスウェーデン人は外で踊り明かすそうです。こんなんじゃ寝れない2人。

 

三島くんもこれには激怒します。四三くんは自分が騒ぐのをやめるよう話しに行きました結局スウェーデン人のどんちゃん騒ぎに巻き込まれてしまいます。

 

四三くんここでなんと君が代を歌います。そして三島くんもその四三くんに引きずられる形で君が代を歌います。

 

2人が歌い終わるとスウェーデン人たちが大きな拍手をしてくれました。

そこへやっと嘉納治五郎先生が到着しました。

 

2人が大歓迎されているのを見て満足な嘉納治五郎先生。

 

嘉納治五郎先生も到着したのでオリンピックの開会式での入場について話し合われます。

四三くんはプラカードを持つことにそしてそのプラカードに日本のことをなんて表記するかという話になった際、国際大会だから国際表記で使われているジャパンにしようと話がまとまるかと思われましたがここで四三くんが日本が良いと主張します。

 

そして日本じゃないと出ないとまで言いだしました。

 

ここで今回の話はおしまいです。四三くんはなかなかのナショナリストぶりを発揮しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダー『第92話 「兇悪! にせ仮面ライダー」』

冒頭でショッカーライダーのテストが行われます。ゲルショッカーライダーでは語呂が悪いからなのかショッカーライダーになっています。

 

そしてゲルショッカーはショッカー時代から邪魔をしているというアンチショッカー同盟の抹殺を企みますがそこでアンチショッカー同盟のコンピュータが首領の正体を掴んだと連絡が入ります。

そして首領は自分のデータを抹殺することをブラック将軍に命令します。

今の時代データの抹殺は至難のワザです。なんせデータなんて簡単に複製できますしSNSにアップしてしまえばいくらでも拡散してしまいます。

 

首領は昭和の時代に首領をやっていてよかったですね。

そしておやっさんたちはライダーからの連絡を待っていますが残念ながら連絡がありません。

それでもおやっさんはいつ仮面ライダーが帰ってきてもいいようにサイクロン号の整備をしたりしていますが……。

そんなおやっさんたちのもとにゲルショッカー首領の正体を記録したデータを仮面ライダーに運んで欲しいという依頼がありました。

そこでおやっさんがそのアンチショッカー同盟にコンタクトをとります。

 

アンチショッカー同盟のメンバーだというお姉さんはなかなかの美人さんです。

そしておやっさんはその美人さんを疑います。

その美人さんはつけ狙って隠れていたゲルショッカー戦闘員を見事撃退したことでおやっさんに信用されます。

そしてその組織の他のメンバーにも会います。

アンチショッカー同盟はショッカーやゲルショッカーの被害にあってきた人たちで結成され世界中にあるそうです。

まあ格好つけた名前をつけてますが簡単に言えば被害者の会です。

おやっさんはその依頼を引き受けてしまいます。

滝は生死もわかってないのになんで引き受けたのかと疑問を呈しますがおやっさんはアンチショッカー同盟の人にそんなことは言えなかったと弁明します。

滝は自分がそのデータを受け取りに行くと大役を買って出ます。

そこへ仮面ライダー(ショッカーライダー)が戻ってきました。

 

どこへ行くのかと滝に尋ねる仮面ライダー(ショッカーライダー)そして滝は仮面ライダー(ショッカーライダー)にゲルショッカー首領の正体が記録されたデータを受け取りに行くと話ます。

もちろん仮面ライダー(ショッカーライダー)も一緒に行くと同行を願いでます。

 

そのデータの受け取りの場で仮面ライダー(ショッカーライダー)と滝はゲルショッカーの戦闘員に襲われます。正体をバレてはいけないため戦闘員と戦う仮面ライダー(ショッカーライダー)。

なかなかの演技力です。

 

場面が変わってアンチショッカー同盟のメンバーの美人さんが登場します。なかなか仮面ライダーが現れないことに焦りを見せる美人さんの下に現れたのは怪人ハエトリバチでした。

今回はショッカーライダーが見所のため怪人のハエトリバチさんはちょっと存在感がないです。

ハエトリバチさんは「女のクセにゲルショッカーを敵にまわす愚か者めが」と告げましたが今こんなこと言ったらいろいろ面倒なことになっちゃいますね。

 

そんなハエトリバチさんは美人さんに襲い掛かりますがそこへ現れたのが本郷。

変身をしてハエトリバチと戦います。

ハエトリバチさんと戦っている間に美人さんが戦闘員に襲われてしまいます。

ひとまず戦いはお預けだと言ってライダーは美人さんを助けに向い見事、戦闘員を撃退します。

 

美人さんはやっぱり助けにきてくれたと一瞬安心しますがデータを持っていないことを知るとたちまちゲルショッカーの見方だったのねと敵扱いします。

 

しかしライダーは自分の偽物がデータを受け取ったと主張します。

美人さんはライダーが二人いるなんてと驚きを隠せません。

しかしアンチショッカー同盟のみなさんは知らないのでしょうか?

仮面ライダーは二人います。

今日本にいるのは一人ですが……。

身の潔白を証明して見せると告げてライダーはその場を立ち去ります。

 

場面が変わってショッカーライダーはデータを抹殺しようとしますがそこへ滝さんとおやっさんが現れます。

ここでショッカーライダーは自分の正体をバラすかのように滝さんやおやっさんを攻撃してそのデータを海に投げてしまおうとするのですが、仮面ライダーが現れてショッカーライダーと戦闘になります。

 

仮面ライダーとほとんど同じスペックを持っているショッカーライダーとの戦闘は一進一退の攻防になります。

そこへハエトリバチが現れて二人がかりでライダーを倒すと宣言。

なかなか余裕があります。

そうやって調子に乗ってると痛い目に合うというのが今までのパターンなのですがハエトリバチはそんなこと気にしません。

 

そして実際に大苦戦を強いられるライダーこのままだと崖から海に落とされてしまうというところで今回の話しは終わります。

しかしこの崖に必死にしがみつくライダーをショッカーライダーもハエトリバチも、もうライダーに勝ったつもりでいるのか余裕で眺めているだけです。

 

さっさと止めを刺せばいいのにというのは言わないでおきましょう。

さて次回は二人目のライダーである2号ライダーこと一文字隼人も登場してショッカーライダーとの死闘になります。

では次回93話でまたつっこんでいきたいと思います。

仮面ライダー『第91話 「ゲルショッカー 恐怖学校へ入学せよ!!」』

我らが仮面ライダー第91話を突っ込んでいきます。

今回の話はゲルショッカーが少年ライダー隊や本部を乗っ取る話しです。

ペット作戦が二度に渡って失敗したため今度は仮面ライダー側の組織少年ライダー隊を狙います。

ライダー側も子供を悪の組織との戦いに利用するという悪さがありますがそれを更に利用しようとするのが悪の組織ゲルショッカーです。

 

ゲルショッカーは少年ゲルショッカー隊をいちから子供を集めて組織しようとは思っていません。

元々ある少年ライダー隊の隊員をそのまま少年ゲルショッカー隊員にしてしまえばいいのです。

まさにフリーライドです。

少年ゲルショッカー隊になってしまった子供たちに手出しが出来ない滝と本郷。

しかしいつも少年ライダー隊のミツルたちが操られると容赦なく腹を殴ったり(もちろん手加減して)しているのに今回はそういうことはしません。

 

そしてなぜか仮面ライダーが変身してムカデタイガーと戦っている時は少年ゲルショッカー隊は出てきません。

少年ゲルショッカー隊をこの場面でこそ使うべきなのですが……。

きっとまだ結成したばかりで使いどころがわかっていないのでしょう。

しかし少年ゲルショッカー隊を使うまでもなくムカデタイガーは仮面ライダーにダメージを与えることに成功します。

喜んでいるムカデタイガーですがあくまでもダメージを与えただけです完全に倒したわけではないのに安心しすぎではと心配になります。

 

本部に戻た滝ですが案の定、本部もゲルショッカーの乗っ取られていました。

そして滝さんも飲み物の薬で意識を失ってしまいます。

ここで思ったのですが後で出てくるゲルパー薬をなぜ滝に飲ませなかったのかということです。

説明しますとこのゲルパー薬というのはゲルショッカーの戦闘員に飲ませているとてもブラックな薬でなんと3時間ごとに飲ませないと死んでしまうというとても恐ろしい薬なのです。そのゲルパー薬は戦闘員に組織の秘密をばらされないための策なのですがこれを滝に飲ませれば仮面ライダーの協力な仲間をうまくいけば葬り去ることができます。

 

しかしゲルショッカーはそうしませんでした。

きっと滝を改造手術をして改造人間にでもしようと企んでいたのでしょう。

 

そして本郷はというと大きなダメージを負った状態である姉弟の家に転がり込みます。

自分を追ってゲルショッカーが来るという本郷、そしてこの姉弟に早く逃げるように言いますがそもそも家に勝手に上がり込んでくる本郷が悪いのです。

 

しかしこの姉弟はとても心優しく本郷を小屋に匿います。

匿って一安心と思ったその時、ムカデタイガーが姉弟前に現れます。

本郷の居場所を教えないと弟を殺すというムカデタイガー。

お姉さんは本郷が匿われている小屋をやむなく教えます。

 

結局、ムカデタイガーは弟さんを恐怖学校に入学させるということで連れ去ってしまいます。

一方、小屋にいた本郷でしたが小屋に火を付けられてしまいます。

ここはさすがの昭和特撮です。リアルに小屋を燃やします。

しかも火の勢いはなかなかです。今だったらCGですけど当時は本当に燃やすしかなかったのです。

こういう手作り感こそが昭和ライダーのいいところです。

 

燃え盛る小屋からライダーに変身してなんとか脱出できた仮面ライダーはそのままゲルショッカーの恐怖学校へと向います。

 

そしてその恐怖学校ではムカデタイガーによる少年ゲルショッカー隊員に対する授業が行われていました。

恐怖学校と言っていますが全然怖くありません。むしろムカデタイガーは子供たちに対して丁寧に授業を行っています。

そして授業が終わり食事の時間になりました。

配られた食事にはゲルパー薬が入っているというムカデタイガー。

どうでもいいですが配られた食事はスープのようなものでした。

食べ盛りの子供たちにはあれでは足りないのではと思ってしまいます。

 

ムカデタイガーは子ゲルパー薬入りの食事を食べたはずの子供たちに何の変化もないことに疑いを持ちます。(ゲルパー薬は飲めば一時間寝てしまうそうです)

 

そしてゲルパー薬は飲ませないと仮面ライダーが教室に乱入してきます。

ムカデタイガーは子供たちに仮面ライダーを襲おうよう指示しさらに滝にも仮面ライダーを襲うよう指示します。

 

操られた滝は仮面ライダーに味方は一人もいないと宣言します。

孤独な仮面ライダーは操られた滝やムカデタイガーと外で戦いますがここで滝の上を見ろとライダーに告げます。

そこにいたのは少年ゲルショッカー隊になってしまった子供たちです。

抵抗すれば子供たちを滝の上から落とすと脅迫するムカデタイガー。

ISばりの人間の盾です。

子供たちを滝の上から落とされるわけにはいかないライダーは抵抗をやめます。

そして戦闘員に抵抗出来ないライダーを攻撃させます。

戦闘員、日ごろの恨みつらみがあるのか思う存分ライダーを集団リンチします。

 

しかしライダーもただやられているわけではありませんでした。

なんとかムカデタイガーと戦闘に持ち込みます。

ムカデタイガーは子供たちを命令によって滝から落とそうとします。

それを阻止したいライダーはとうとう滝からムカデタイガーと共に落ちてしまいます。

 

ムカデタイガーが倒されたことによって滝や少年ライダー隊の隊員たち正気に戻ります。

滝は仮面ライダーを探すように少年ライダー隊に命じて一緒に探します。

 

場面が変わってゲルショッカー秘密基地。ブラック将軍仮面ライダーがいないうちに新たな作戦を行おうとしています。

ブラック将軍の中では死体を確認していなくても、もう仮面ライダーは死んだことになってます。いつも死体の確認を命令するブラック将軍らしからぬ態度です。

そしてその指令を受けているのが後ろ姿から明らかなように仮面ライダーに見えます。

さあいったいこの仮面ライダーらしき人物は何者なのか。

そして仮面ライダーは本当に死んでしまったのかというところで終わりますが、なんと次回予告で本郷が出てきて完全にネタバレしている(笑)ということを突っ込んで今回は終わりにしたいと思います。

次回92話でまたつっこんでいきます。

大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺(ばなし)~』第九話感想

大河ドラマいだてん第九話の感想です。

オリンピック出場するため四三くん一行は列車で旅立ちます。日本では立ち寄る駅でサインを求められたりとなかなかの人気ぶり。

 

しかしながら四三くんよりも三島くんの方が人気のようで女学生にサイトを求められた時に三島くん分も開けてくれと言われてしまいます。

 

まあ三島くんはなかなかのイケメンですし金持ちですから。

 

そして敦賀からウラジオストクに船で行きます。

そのウラジオストクからシベリア鉄道ストックホルムへと向かう旅路。

なかなかの長距離になります。

エコノミークラス症候群になりそうです。(この時代にはそんな言葉はありませんが)

西洋人と一緒に列車に乗るわけで四三くんはどうやら西洋人と初めて接する様子です。

 

そして大森監督の咳とドイツ人のいびきで眠れなくなってしまう四三くん。

これはなかなか大変な旅路の予感です。

 

アニコさんは味噌汁作ってくれました。しかしその味噌汁はダシを入れていなかったようで四三くんはダシが入ってないと怒りますが夫の大森監督は美味しいと絶賛。

 

なんだかバカップルのようです。

そして明治の元勲伊藤博文が殺されたハルビンに到着しますがロシアの兵隊に旅券を出すよう要求されたりなかなか物騒な様子。

 

まあ日露戦争に勝ってやっと世界の一等国として認められた日本の地位はまだまだ安定していないことがわかります。

 

そしてシベリア鉄道での旅路もだんだんと退屈してきて四三くんと三島くんは時間を持て余してしまっています。

 

まあそうですよね。何日にもかかる旅ならそうなりますね。

 

そして嘉納治五郎先生は国外に出国することが出来ずにいます。

 

この時代ですから出国も一苦労というところなのでしょう。

 

四三くんはとうとう西洋人が嫌いだとまで言ってしまいます。

そして大森監督のこともなんだか嫌っている様子。

 

大森監督になぜ監督を引き受けたかと尋ねます。

そして大森監督は自分がアメリカでなぜ体育を学ぶに至ったかその生い立ちから説明します。

 

三島くんは四三くんと2人っきりになった際に四三くんに尋ねます。

 

大森監督のことをどう思うのかとそして四三くんは率直に頼りないと言いますがそうではなくて大森監督の咳がこのところ多いということを指摘します。

 

そしてオリンピックに参加したかった可児先生たちは嘉納治五郎先生から大森監督がどれほどの覚悟でこのオリンピックの監督を引き受けたか話ます。

 

2人とも反省した様子です。

そして大森監督の体調がどんどん悪くなるにつれてこんなんで大丈夫なのかと三島くんに当たり散らします。

三島くんのことも女子のケツばっか追っかけてるとまで言いますが三島くんは冷静に四三くんに対処します。

 

そして四三くんとお金を気にすることなく食事をしようと提案して四三くんも気をよくしてワインなんか頼んでしまいます。

 

三島くんは明るくてなかなかの好男子です。

四三くんの不安もちゃんとケアします。

まるで監督のようです。

そして長い旅路も終えてついにストックホルムに到着。

オリンピック会場を視察します。

 

いよいよオリンピックに参加ということで話もどんどん盛り上がっていくというところで話は終わりになります。

 

31冊目『永すぎた春』

 

永すぎた春 (新潮文庫)

永すぎた春 (新潮文庫)

 

婚約をした1組の男女がその結婚までの期間に起こる危機を乗り越えて結婚に向かっていく話。

 

なにぶん古い小説なので今の時代に合わない部分もあるが恋愛と結婚の差異がわかる話。

 

恋愛はその本質的に不安定さを求める。それは恋愛というものがある種の非日常に属するものだからだ。

 

そして結婚とはその逆で本質的に安定さ

求めるそれは生活であり日常であるからだ。

 

本書はそのことを良く表現している。

主人公の百子も郁雄も結婚というゴールが決まっているのにも関わらず安定を嫌っている。

 

それは両者ともまだ相手に対して恋愛をしていたいとい感情を持っているためだ。

 

そして本書はそのことを様々な出来事を通して描き出している。

 

例えば、郁雄に言いよる女性が出てきて郁雄もその女性に惹かれて関係を持ってしまったり、百子のことを気に入った郁雄の友達が百子と関係を持とうとしたり。

 

本書はまた三島由紀夫氏の小説の中でも読みやすい小説である。

なので気になった方はぜひ読んでみてほしい。