24冊目『人工知能の核心』
人工知能に関する本は数冊ほど読んできましたが、本書がその中でも一番面白かった本でした。
NHKスペシャル『天使か悪魔か』の取材をベースに書かれた本書は羽生善治氏が人工知能の関する取材を行いそれをまとめたものになっています。
最新の人工知能技術の凄さがわかるという側面もありますが、僕が一番すごいと思ったのが羽生善治氏の洞察力や人工知能に関する知識深さでした。
羽生善治氏は人工知能には恐怖という感情がないから怖いというようなことを指摘していましたが確かにそれはあるのかなと思いました。
本書は人工知能に興味がある人が最初に手に取るのに丁度いい本なのかなと思います。
羽生善治氏も人工知能に関する知能が豊富にある人ですが、それでも専門家ではないので僕らと同じような目線で取材していると思いますのでそこまで難しくなく読みやすいです。