内向的な、あまりにも内向的な

内向的な性格な僕の思考

19冊目『笑う月』

 

笑う月 (新潮文庫)

笑う月 (新潮文庫)

 

 安部公房氏の本を紹介するのは今回で2回目になる。

 

ちなみに前回はこちら 

tukasa131.hatenablog.com

 

安部公房氏の作品はかなり独特なものが多い。

本作もその安部公房氏の世界観を楽しめるものになっていると思う。

本作の特徴は境界線が曖昧だという点にある。

エッセーだか小説だかわからない文体。

どこから作者の想像なのか事実なのかがわからなくなる。

 

またこういう作風の作家が出てきてほしいと思う。